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私は『セブンス・コンチネント』を見た

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あらすじ:オーストラリア移住を希望する一家の三年間を三部構成にわけて描く絶望のドラマ。タイトルを直訳すると第七の大陸。地球上には第六の大陸までしか存在しない・・・。




タコ的点数:80点





ミヒャエル・ハネケ監督の初期の作品、「感情の氷河期」三部作の一作目をお送りします。今回はハネケ監督の映画デビュー作である「セブンス・コンチネント」でございますよ。

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始まりはある一家の日常の風景。何気ない日常の行動を断片的に見せられます。なんてことない映像なのになぜか不安なってくる。一家の様子もだんだんおかしく思えてくる。何も起こっていないただの日常なのに家族に隠された不安がそっと顔をのぞかせる。そしたら、あるところで急にスイッチが入ったように物語は急展開するのです。

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特にタコが不安な感情を持ってしまったのが、家族の表情を見せないという演出。最初の何カットかは家族の手元や足元だけを映しているだけで、家族の顔を徹底して見せない。感情の見えない家族の行動がとても不快な気持になって何もないのに恐怖すら感じてしまいます。あと半端に長いシーンのつなぎ目。これが3秒ぐらいの真っ暗な映像なんですが、この半端な長さの間がなんとも気持ち悪いです。音楽もほとんどない一見退屈に思えるような断片的な映像の連続にここまで引き付けられてしまいました。ミヒャエル・ハネケ監督に不快になるような負の映像を撮らせれば右に出る者はいないんじゃないかと思います。でも、それに反してこの人の映画はもう一度見たくなる、もしくは頭の中に強烈に残る中毒性があるんですよね。すごい。

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映画の中の答えを明確にしないところもハネケ監督らしいです。というか。この映画って実際の事件を基に撮られたらしく(それにもびっくり)特典映像のインタビュー中ではハネケ監督自身も答えがわかってないそうです。この監督の作品は映画に娯楽や明確なストーリーを求める人には向いてないです。

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プロフィール

タコ

Author:タコ
映画が大好きな一人の男。映画に関して思いついたことを書くだけの緩いスタンスでやっていきます。
文章力に自信はないので、非常につたない文章になっているかとは思いますが、読んでいただいて映画選びの参考にしていただけたら光栄です。

※コメント無しで、TBのみ送ってくる場合は承認しないようにしています。
また、内容が酷いと思われるコメントも独断で削除させていただきます。悪しからず。



~映画レビュー採点基準~
100点…必見!!ですが、作品によってはトラウマになったりする可能性あり。
81~99点…必見!!
61~80点…観る価値あり!!自信を持ってオススメ。
41~60点…まぁまぁ良作。暇なときに観ればいいのでは?
21~40点…別に観なくてもいいかと・・・。
0~20点…ダメすぎて話のネタになることもあり得る映画。




YouTubeで趣味で作曲もしてます。「Modernmonkey100」で検索して遊びにきてください。

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