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私は『潜水服は蝶の夢を見る』を観た

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あらすじ: 昏睡(こんすい)状態から目覚めたものの、左目のまぶた以外を動かすことができないエル誌編集長ジャン=ドミニク・ボビー(マチュー・アマルリック)。意識ははっきりしているにもかかわらず言葉を発することができない彼に、言語療法士のアンリエット(マリ=ジョゼ・クローズ)はまばたきでコミュニケーションを取る方法を教える。




タコ的点数:75点






脳梗塞(こうそく)で左目のまぶた以外の自由が効かなくなってしまった男のお話。主人公のボビーは身体は自由に動かせず、声を発することもできない。そんな状態で、左手の瞬きだけで言葉を伝え一冊の本を書きました。原作は、実際に病に侵された本人による自叙小説だそうです。
不治の病に侵された人、というのは映画ではどうしても善人として描かれがちです。しかし、この主人公、(声を出せないので周りに発するわけではないのですが)優しくしてくれる人間に対して皮肉っぽくなるし、鬱陶しいほどの自虐的になったりするわけです。しかし、それによって逆にこの病に侵された主人公から人間臭さが感じられ、人生への罪悪感から来る独白も、妙に説得力が出てくるのです。
「病気に侵されて頑張った!!」みたいなお涙ちょうだいの映画では無く・・・ただ単純に「良い映画」だと思いました。

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この映画の監督ジュリアン・シュナーベルは画家としても活躍している方だそうで、それだけにその独創的な映像世界も観る価値ありだと思います。頭をうごかせないことから、常にフレームアウトしてる人々の映像、そして、オープニングから心をつかまれた幻想的な目覚めの映像など、細かいところまでこだわったと思われるその映像美は、またこれも「品のある映画だなぁ」と感じさせてくれます。

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ただ、個人的にはこの邦題にはあまり納得はいっていなくて・・・
原題は「LE SCAPHANDRE ET LE PAPILLON/THE DIVING BELL AND THE BUTTERFLY = 潜水鐘と蝶」なんですが・・・芸術性の高い内容なだけに邦題もポエティックにしたかったのでしょうが・・・この邦題意味不明ですよね?(笑)
もう「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」(『ブレードランナー』の原作)をパロったタイトルはもういいですよ・・・と。
まぁ、映画は素晴らしいので観てください(笑)

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タコ

Author:タコ
映画が大好きな一人の男。映画に関して思いついたことを書くだけの緩いスタンスでやっていきます。
文章力に自信はないので、非常につたない文章になっているかとは思いますが、読んでいただいて映画選びの参考にしていただけたら光栄です。

※コメント無しで、TBのみ送ってくる場合は承認しないようにしています。
また、内容が酷いと思われるコメントも独断で削除させていただきます。悪しからず。



~映画レビュー採点基準~
100点…必見!!ですが、作品によってはトラウマになったりする可能性あり。
81~99点…必見!!
61~80点…観る価値あり!!自信を持ってオススメ。
41~60点…まぁまぁ良作。暇なときに観ればいいのでは?
21~40点…別に観なくてもいいかと・・・。
0~20点…ダメすぎて話のネタになることもあり得る映画。




YouTubeで趣味で作曲もしてます。「Modernmonkey100」で検索して遊びにきてください。

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