私は『MAY-メイ-』を観た

あらすじ:内気なメイ(アンジェラ・ベティス)の友達は、母親からもらった人形だけ。そんな彼女に生まれて初めてアダム(ジェレミー・シスト)という恋人ができる。だが彼女の過度ののめり込みように男は逃げ出す。
タコ的点数:80点
イタリアン・ホラー映画の巨匠、ダリオ・アルジェントらの影響を強く受けた新星、ラッキー・マッキーによるヤンデレ(もう古いのか?)ホラー。
ジャケットはいかにもB級スプラッターっぽいんですけど、そんなことは無く、ドラマ性豊かな(!?)新感覚ホラーになってます。観る人によっては涙すら流してしまうんじゃないでしょうか?なかなか面白かったです。

脚本、というか、メイのキャラクターがすごく良いんですよね。物語前半は、恋愛映画かと思うぐらい爽やかな展開なんですが、その一方でメイの一言一言一挙手一投足から危うさを感じて何も起きてないのにドキドキします。
そして、後半だけ見ればB級スプラッター的な雰囲気なんですが、前半のメイのキャラクターが活きてきて非常にゾクゾクする映画になっています。
グロさはそこまでではないので大丈夫だと思うのですが・・・(何が?(笑))

全体としては地味なんですが、中盤からの緊張感はすごいです。切なささえ感じる見ごたえありの他にはあまりない感覚に陥る佳作ホラー。
・・・でも、斜視になってるのが子供のメイと大人のメイで違うのが気になったんですが・・・。

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