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私は『カエル少年失踪殺人事件』を観た

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あらすじ: 1991年3月26日、山のふもとの村で「カエルを捕まえにいく」と言って遊びに出た5人の小学生がこつ然と姿を消した。特ダネを狙うMBS放送のカン・ジスン(パク・ヨンウ)や犯人像の分析を行うファン教授(リュ・スンリョン)、捜査を担当するパク刑事(ソン・ドンイル)たちが事件を追う中、ある子どもの父親(ソン・ジル)に容疑が掛けられる。

『カエル少年失踪殺人事件』予告編はこちら




タコ的点数:70点




原題は『CHILDREN...』・・・なんつーセンスのない邦題なんですか(笑)
たしかに、公開された劇場も少ないみたいですし、宣伝もあまりおおっぴらにされていないところをみると、そんなに日本の配給会社はこの映画にそんなに力を入れていないようですが、今映画ファンの期待を集めている韓国サスペンスなんですから、もう少し大々的に宣伝しても良かったんじゃないでしょうか?結構良い作品だったと思いますよ。

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さて、今作は韓国の3大未解決事件のひとつを基に作られた作品なのです。『殺人の追憶』とその同じく未解決事件を題材にしているので、この映画の目的は犯人探しではないんですよね。
焦点は被害者家族とその周りの人々なんですよね。名誉欲しさに被害者家族を憶測だけで犯人に仕立てようとするジャーナリストや大学教授、そして自らの捜査力の無さを隠そうとするために子供たちを自然死にしてしまおうとする警察たちなど・・・被害者家族を取り巻く環境が劣悪すぎるんです。一見すれば、そういう汚れた社会を切るような映画に思えますが、僕は何よりもそれだけ最低な環境にいる家族たちの気持ちにぐっときました。
ジャーナリストと大学教授の自分勝手な思い込みだけで犯人呼ばわりされた被害者家族のセリフを聞いて、なんだか胸が締め付けられる思いでした。
「みんな、うちの子が死んだと思っている。”あの子は生きている”と、誰も否定してくれない」
犯人扱いされて、家をむちゃくちゃに捜査されたにも関わらず、家族の思いはジャーナリストたちへの怒りではなく、ただただ純粋な失踪した子供たちの心配、なんですよね。ラストにも少し驚く真実があるのですが、そこからも家族がどんな思いで子供たちが失踪してから生活していたのかがうかがえます。

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この映画の最後は「この映画を被害者家族へ捧ぐ」というテロップで締めくくられます。
どれだけ、周りに事件を利用するあくどい人間がいようとも、犯人がどれだけ最低な人間であっても、そんな周りの反応など関係なく被害者家族の思いはただひとつ。子供たちを見つけること、子供たちに会うこと、だったわけです。
ニュースなどで報じられる事件の数々、それぞれにいろいろな思いを持って僕らは事件について考えるわけですが、”被害者がどう感じているのか”、という当たり前のことを忘れて僕らは事件を見ていたのかもしれません。そんなことを思った映画でした。

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参考映画

殺人の追憶 [DVD]殺人の追憶 [DVD]
(2004/08/27)
ソン・ガンホ、キム・サンギョン 他

商品詳細を見る

『殺人の追憶』レビューはこちら




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Author:タコ
映画が大好きな一人の男。映画に関して思いついたことを書くだけの緩いスタンスでやっていきます。
文章力に自信はないので、非常につたない文章になっているかとは思いますが、読んでいただいて映画選びの参考にしていただけたら光栄です。

※コメント無しで、TBのみ送ってくる場合は承認しないようにしています。
また、内容が酷いと思われるコメントも独断で削除させていただきます。悪しからず。



~映画レビュー採点基準~
100点…必見!!ですが、作品によってはトラウマになったりする可能性あり。
81~99点…必見!!
61~80点…観る価値あり!!自信を持ってオススメ。
41~60点…まぁまぁ良作。暇なときに観ればいいのでは?
21~40点…別に観なくてもいいかと・・・。
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