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私は『フリークス』を見た

さて、今回は1932年公開当時、全米の映画館で怒号・悲鳴が飛び交い、多くの州で上映禁止となった非常にスキャンダラスな作品「フリークス」です。
20100306014550df9.jpg
あらすじ:フランスの曲馬団の一員であった小人のハンスは、同じく小人の曲芸師フリーダと婚約をしていたが、美貌の軽業師のクレオパトラに魅せられてもいた。クレオパトラは彼が、親戚からの莫大な資産を相続することを知り、金目当てにハンスを誘惑。ハンスはクレオパトラに眩まされて、彼女と結婚することを決めてしまう。



タコ的点数:65点



まず、最初に言っておくべきなのは、この映画に出てくる奇形の登場人物は本物の障がい者たちだということ。
「フリークス」とは奇形の人間のことを指し、年をとっても小人のままだったり、腰でつながったシャム双生児だったり、奇形な頭の形をした小頭症であったり、観る人によってはトラウマにもなりかねない人々の姿です。
とは言っても、パッケージに「この映画は、あなたの心を写す鏡です」とあるように、これはホントの意味で観る人によって評価の変わる映画だと思います。僕は、五体不満足で生まれたにもかかわらず明るく生きる奇形の人々に勇気をもらいました。
「くだらないことでくよくよしちゃいかんのだな」
と、月並みだがそんな感情を持ちました。ただ、人によってはケラケラと笑う奇形の人間に対しひどい嫌悪感や恐怖を覚える人もいるでしょう。個人的には、どちらの感情をもったとしても間違いではないと思っています。

freaks_06.jpg

この映画のような、ある種のアンタッチャブルに触れた映画というのは最近あまり見かけません。この映画に出てくる人々は当時のサーカスや見世物小屋のスターだったらしく、監督自身もサーカス出身で奇形の彼らと家族同然に過ごしていた人物なのです。つまり、そんなメンバーが集まって初めて完成された非常に貴重な映画なのです。
非人道的だと言われようが、障害者援護団体からの抗議があろうが、こういった映画が完成された以上、将来まで保存すべきですし多くの人が見るべき映画だと思います。

freaks_08.jpg

ただ、個人的にはラストシーンには納得いっていません。全体的にコメディタッチであるにも関わらず、ラストではフリークスたちがあたかも怪物であるかのような描き方をしています。ここで、僕は監督の意図が分からなくなってしまいました。これを一つの娯楽ホラーとして撮りたかったのか?衝撃的なラストシーンも然り、やはり終盤の展開に関してはいささかの疑問があります。

freaks_09.jpg

とはいえ、観た人の何かしらの価値観を変える映画になるのは間違いないと思います。オススメです。


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プロフィール

タコ

Author:タコ
映画が大好きな一人の男。映画に関して思いついたことを書くだけの緩いスタンスでやっていきます。
文章力に自信はないので、非常につたない文章になっているかとは思いますが、読んでいただいて映画選びの参考にしていただけたら光栄です。

※コメント無しで、TBのみ送ってくる場合は承認しないようにしています。
また、内容が酷いと思われるコメントも独断で削除させていただきます。悪しからず。



~映画レビュー採点基準~
100点…必見!!ですが、作品によってはトラウマになったりする可能性あり。
81~99点…必見!!
61~80点…観る価値あり!!自信を持ってオススメ。
41~60点…まぁまぁ良作。暇なときに観ればいいのでは?
21~40点…別に観なくてもいいかと・・・。
0~20点…ダメすぎて話のネタになることもあり得る映画。




YouTubeで趣味で作曲もしてます。「Modernmonkey100」で検索して遊びにきてください。

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