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私は『エデンの東』を観た

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あらすじ:1917年、カリフォルニア州の小都市サリナス。ここで農場を営むアダムには2人の息子がいた。兄アーロンが真面目で心優しい性格から父に可愛がられる一方、気むずかしく反抗的な弟キャルは父に疎まれていた。アーロンの美しい婚約者エイブラはそんなキャルが気がかりだった。ある日、キャルは父から死んだと聞かされていた母がまだ生きていることを知る。そしてそれが、どうやら近くで酒場を経営するケートらしいと知り、ふしだらな母の血を自分だけが引き継いだのだと一人悩むのだった…。




タコ的点数:90点




かつて、ジェームス・ディーンという二枚目の俳優がいて、あまりにも若く交通事故で亡くなった、ということは知っていましたが、こういう映画の中での彼を観るのは初めてでした。
出演作がたった三本しかなく、その中でもこの『エデンの東』は彼の初主演作だそうです。観ていて感じたように、たしかにただの二枚目ではなく、細かい表情の一つ一つが役の人物の感情を感じさせて、観ていた僕は完全に彼の演技に引き込まれていました。
20世紀最高の役者の一人とも言われているそうですが、たしかにその評判に恥じない、繊細で観る者をひきつける演技力はお見事でした。

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ジェームス・ディーンの演技も然り、ストーリー自体も非常に心に残るものでした。
信仰深く、常に「善」として生きることを貫くアダム。そのアダムには二人の息子がいるのですが、兄のアロンは父親似で彼も「善」として生きることに誇りを持っています。一方、主人公である弟のキャルは反抗的で父親からも疎まれていました。キャルが何をやっても、父親アダムや兄アロンは彼の落ち度を指摘し「お前は間違っている」と「悪」のレッテルをはりつけます。
初めこそ、キャルの真意がわからず「暗くて怖いやつだなぁ」と思っていたのですが、物語が進むにつれてキャルの思いや気持ちがわかってくるんです。行動のすべてが、「誰かから愛されたい」というキャルの思いから来るのですが、おそらくキャルは「愛され方がわからない」のでしょう。だから、自分の行動を非難されるたびに、子供のようにイラつき、後先考えずとんでもないことをしでかしたりしてしまうのです。
そういえば、タコも子供ながらに同じようなことを思ったことがあるなぁ、と思いながら観ていました。

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もちろん、タコはキャルに「悪」のレッテルをはる父親や兄を非難するつもりなどありません。彼らの立場から見れば、キャルのやることなすことが奇行のように感じられて、しかりつけるのもわかります。
思うに、この家族には決定的に足りないものがあったんですよね。タコは、ラストシーンでそれがいったいなんだったのか感じられたように思います。

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タコ

Author:タコ
映画が大好きな一人の男。映画に関して思いついたことを書くだけの緩いスタンスでやっていきます。
文章力に自信はないので、非常につたない文章になっているかとは思いますが、読んでいただいて映画選びの参考にしていただけたら光栄です。

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また、内容が酷いと思われるコメントも独断で削除させていただきます。悪しからず。



~映画レビュー採点基準~
100点…必見!!ですが、作品によってはトラウマになったりする可能性あり。
81~99点…必見!!
61~80点…観る価値あり!!自信を持ってオススメ。
41~60点…まぁまぁ良作。暇なときに観ればいいのでは?
21~40点…別に観なくてもいいかと・・・。
0~20点…ダメすぎて話のネタになることもあり得る映画。




YouTubeで趣味で作曲もしてます。「Modernmonkey100」で検索して遊びにきてください。

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