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私は『エレファントマン』を観た

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あらすじ:19世紀末に実在した奇型の青年の数奇な運命と、彼をとりまく人々との交流を描いた感動のドラマ。
19世紀末、ロンドン。医師トリーブス(アンソニー・ホプキンス)は、街の見世物小屋で象人間と呼ばれていたジョン・メリック(ジョン・ハート)に出会う。研究のために彼を病院で生活させるが、やがてメリックの知性と純粋な心に触れ、人間らしい交流が生まれる。


「エレファントマン」予告編はこちら




タコ的点数:70点





「人間は理解できないものに恐怖する」
使い古されたような表現ですが、この映画にはそれを痛いほど伝える説得力があります。人は目で見えるものですべてを判断してしまいます。
なかなか姿を現さなかったエレファントマンの姿が不意に出てきたとき少し驚きました。悲しいかなこれが人間の当り前の反応なのでしょう。
奇怪な姿をしたエレファントマンをある人は恐怖しある人は面白がって見る。しかし、そんな彼はどんな人よりも純粋できれいな心を持っていたのです。
サーカスに売り飛ばした母親を憎まず「美しい人だ」と人に言い、美しい女性に優しい言葉をかけられるだけで涙を流す。もし、神がいるとしたらこの美しすぎる心とバランスをとるためにこんな姿を彼に与えたのかもしれない。・・・と、こんなありきたりな表現もしたくなります。

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「彼の人生を誰が想像できる?」というセリフがあります。誰にも出来ないでしょう。顔をさらす度に誰かが叫び、人が寄ってくる。そんな人生誰が想像できるだろうか。「僕は人間だ!」と叫ぶところでは少し泣きそうになりました。
人が会いに来るのも興味の目があるから。よくよく考えるとトリーブス先生も最初は研究のために興味を持っただけでした。彼の人生は他人から珍しいもの扱いされるだけで、最初から最後まで彼は見せ物にされていたのです。
そんな彼にとっての幸せは、僕らが考える劇場に足を運んだり高価なものを身につけるなんてものではなく、ただ普通の人と同じように暮らすことだったのかもしれません。普通の体制で眠ることだったのかもしれません。
実在した人物のお話ということで・・・こんな人が実際にいたんだなぁと。というより、人間て意外と冷淡なんだなぁという気持ちの方が強くなりました。それほど胸が痛くなる場面が多かったです。

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と、ここまであたかも感動の名作であるかのように紹介しましたが・・・あの「イレイザーヘッド」を撮ったリンチです。この映画も、感動作品の皮をかぶせたただのフリークス映画のつもりだったんじゃないだろうか・・・という疑いを持っている自分もいます。
どちらにせよ、十分観る価値のある映画です。

参考映画
イレイザーヘッド 完全版 [DVD]イレイザーヘッド 完全版 [DVD]
(2000/04/24)
ジャック・ナンス

商品詳細を見る

「イレイザーヘッド」のレビューはこちら




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タコ

Author:タコ
映画が大好きな一人の男。映画に関して思いついたことを書くだけの緩いスタンスでやっていきます。
文章力に自信はないので、非常につたない文章になっているかとは思いますが、読んでいただいて映画選びの参考にしていただけたら光栄です。

※コメント無しで、TBのみ送ってくる場合は承認しないようにしています。
また、内容が酷いと思われるコメントも独断で削除させていただきます。悪しからず。



~映画レビュー採点基準~
100点…必見!!ですが、作品によってはトラウマになったりする可能性あり。
81~99点…必見!!
61~80点…観る価値あり!!自信を持ってオススメ。
41~60点…まぁまぁ良作。暇なときに観ればいいのでは?
21~40点…別に観なくてもいいかと・・・。
0~20点…ダメすぎて話のネタになることもあり得る映画。




YouTubeで趣味で作曲もしてます。「Modernmonkey100」で検索して遊びにきてください。

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