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私は『101日』を観た(ネタバレあり・・・になるのかな?)

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あらすじ: TV番組の企画で集められた6組のカップルが一軒のハウスに閉じ込められ180日間過ごすという24時間生放送番組がスタートする。しかし視聴率は低迷を続ける。戦争が始まるがハウスの住民たちはそれを知らされない。

『101日』予告編はこちら(ネタバレあり!?)




タコ的点数:50点




久しぶりに、日本の配給会社のプロモーションのやり方に疑問に感じた作品でした。
結論から言うと、予告編からキャッチコピーからジャケット裏に至るまで、全て読むとそれが全てネタバレになってるという、とんでもない扱いをされた映画でした。
正直なところ「え!?ここで終わり!?」という感が否めませんでした。・・・だってここまでが予告編で描いてたところじゃん!?
とはいえ、予告編に文句を言いつつも、こういう予告編出なければ観ようともしなかったわけですが・・・う~ん難しいです(笑)

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この映画、最近タコがお気に入りの終末モノです。
12人の男女(6組の夫婦)をある部屋に隔離して180日間過ごしてもらう、そして、視聴者に定期的に投票をしてもらい脱落者を決め、最後まで勝ち残った人が勝者・・・という番組を始めたプロデューサーが主人公。そして、その一方で核戦争が起こり、世界は混乱に陥るのですが、プロデューサーは隔離した男女に外の世界で核戦争が起こっていることを知らせず、番組を続行しようとする・・・というのが大まかなストーリー。
これ、あらすじや予告編を見ると、終末サバイバル映画のように感じますがそうではありません。この作品で注目することは人類が滅亡した世界で6人の男女はどうするのか?というところではなく、なぜ6人の男女が生き残ったのか?なんですね。
SFサスペンスでもなくパニックホラーでもない、これは純粋なヒューマンドラマだということが観終わってからわかります。
クロアチア映画でかなりマイナーな映画な映画なので、この映画を知ってる人も少ないと思いますが、これから観ようと思っている人はできればジャケットも観ずに予告編も観ずに鑑賞することをオススメします。

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映画そのものは、時系列を並べ替えて徐々に真実が見えてくる演出やそのテンポなど、割と観やすい映画でした。おそらく、この監督なかなかセンスのある監督なのではないかと思っています。
この監督の次の作品を見かけることがあれば、観てみたいと思います(おそらく出会わないでしょうが(笑))

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私は『エコーズ』を観た

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あらすじ:普通の家庭で幸せな生活を送っていたトム(ケヴィン・ベーコン)だったが、あるとき催眠術をかけられたことによって思いもよらない能力が目覚めてしまう。




タコ的点数:30点




う~ん、普通!!
どうやらこの映画、あの傑作『シックス・センス』と同じころに作られた作品らしいです。同じ心霊ものということもあってか、大ヒット映画の陰に完全に隠れてしまってた作品なのです。
まぁ、それも仕方がないでしょう・・・地味すぎる!!


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物語は、平凡な男が義理の姉から受けた催眠術をきっかけにいろいろなものが”見える”能力に目覚めるのです。そこから、不思議な幻覚を見たり幽霊から何かを訴えかけられたり・・・と大変な目にあって、奥さんとケンカするぐらいおかしな言動を繰り返すわけです。子供は、お父さんよりもさらに強力な能力を持ってるみたいで、お母さんは父と子の話題に入っていけず蚊帳の外。さぁ、男は幽霊の訴えに応えることができるのか・・・!?という、かなり身もふたもないような書き方してみましたが、ホントにこんな感じの映画です。
昨今、一ひねり二ひねりしたホラー映画が多いので、大きなどんでん返しもないし、こわさ的にもいまいち・・・これはなかなか面白みの無い映画に感じられるかもしれませんねぇ~。

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子供が車の中から街を見ているラストカットはなんとなく皮肉めいたものを感じて好感はもてましたが・・・それでも地味な作品であることは変わらず・・・う~ん(笑)

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参考映画

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『シックス・センス』のレビューはこちら




私は『藁の楯』を観た

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あらすじ: 少女が惨殺される事件が起き、殺人事件の懲役を終えたばかりの清丸(藤原竜也)が指名手配される。清丸を殺せば10億円の謝礼を支払うという新聞広告が出され、身の危険を感じた清丸は福岡県警に自ら出頭。清丸の命が狙われるという状況下、警視庁警備部のSP銘苅(大沢たかお)と白岩(松嶋菜々子)は凶悪犯を移送することになる。




タコ的点数:40点




「日本のエンターテイメントの歴史を塗り替えるダイナミックなサスペンス・アクション!!」なんてコピーをどこかで観たような気がしましたが・・・う~ん、これがエンタメ邦画の限界でしょうか・・・(笑)
クズの殺人鬼に10億円の懸賞金がかけられ、日本中から命を狙われるクズを命がけで守ることとなったSP。日本全国民が敵になる!!という非常にスリリングな設定なんですが、う~ん、後半にかけて勢いやスピード感は無くなりましたねぇ・・・。見どころは序盤のパトカーぶっ壊しまくりシーンぐらいでしょうか・・・。
今日本で一番多忙だと言われている三池監督ですから、決して腕の無い監督さんではないと思っているのですが・・・如何せん予算的なこととか、日本の交通事情とか、ド派手な映画撮るには環境が向いてないんですよね。たぶん(笑)
三池監督は何かのインタビューで「やりたい放題やらせてもらった」と語ってらっしゃいましたが、これがド派手邦画の限界かな・・・と悲しくなってしまいました(笑)

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内容としてはアクション4割人間ドラマ6割、と言ったところでしょうか。良く言えばアクションと人間ドラマが組み合わさった作品、と言えるかもしれませんが、僕個人としての感想はどっちつかずで振り切れなかったなぁ、という印象。
冒頭でも書いたように、見せ場と言えば序盤のパトカーの大群にニトロを積んだトラックが突っ込んでくるシーン。あとは、なんとなくテレビドラマの域を出ないような感じでした。
人間ドラマの面でも、大沢たかお演じる主人公以外のキャラや設定は空白が多いなんですよね。映画で深読みするのが好きな人の中にはこの曖昧な部分を埋めて楽しめる人もいるんでしょうけど、僕にとってはこれを満たすほどの魅力は感じられませんでした。話の大筋も予定調和と言いますか、ラストまでありがちな展開でした。
・・・あれ、批判ばっかりしてる・・・!?(笑)
そうは言っても、人間ドラマに絞るならそれでも良し、どうせなら『悪の教典』ぐらい振り切ってやってくれた方が面白かったなぁ・・・という気持ちはぬぐえませんでした。

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巷のレビューでは「人が死に過ぎ」「誰もかれも殺し過ぎ」なんて意見も見かけましたが・・・最近、タランティーノやロドリゲスばっかり見てる僕からすればそんなに気にはならなかったです。むしろ、物足りn((笑))
エンタメ映画としてアピールされてますが、海外のアクションとかそれなりに観てる人にとっては間違いなく物足りなさを感じる作品。

余談なんですけど、三池監督の銃声ってなんとなく独特の音してるように思うのは僕だけでしょうか?『悪の教典』でもそうだったんですが、なんとなく低音控えめ乾いた高音、そしてメチャメチャでかい。この音、緊迫感と爽快感がうまく調和してるような感じがあって好きなんですけど・・・他に同じこと思った人いません?・・・いないか(笑)

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参考映画

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『悪の教典』レビューはこちら




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私は『LOOK』を観た(ネタバレあり)

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あらすじ:愛憎と欲望が交錯する大都会、そこではすべての行動が監視カメラに撮影されている。担任教師と寝るために猛烈なアタックを繰り返す女子高生、職場の女性従業員たちを誘惑するデパートのマネージャー、ロック・スターを夢見て深夜のコンビニで働く青年……。さまざまな人間ドラマを、随所に設置された監視カメラは記録していた。




タコ的点数:85点




ジャケットには「全米3000万台の監視カメラが捉えた衝撃の決定的瞬間!人々は安全と引き換えにプライバシーを捨てた」の文字。そして、映画の冒頭には「平均的アメリカ人が録画される回数は一日200回」のテロップ。

というわけで、全編監視カメラからの映像で描かれるこの作品、もちろん、これは実際の監視カメラ映像では無く、役者さんが出てて台本もちゃんとある群像劇です。いわゆるモキュメンタリーってジャンルの映画ですね。
それでもアメリカ中に設置された監視カメラに物議を醸す作品としてはなかなかの作品なのではないでしょうか。

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9.11以降、アメリカでは全米に3000万台の監視カメラが設置され毎週40億時間の映像が録画されているそうです。またアメリカ人の71%がカメラ増加に賛成しており、文字通りアメリカ人は安全のためにプライバシーを捨てたわけです。
正直なところ、物語自体にはなんとなくリアリティは感じられず、監視カメラからの覗き見感というのはあまり無いんですよね。どうもお話感が強くて、そういう点での面白さというのは少ないかもしれません。でも、やっぱり映画全体の設定である”監視カメラからの映像”というのが、終盤ではなかなか重くのしかかってくるんですよね。
監督のアダム・リフキン氏はマイケル・ムーア監督の社会的メッセージを込めたドキュメンタリー手法に感銘を受けているそうで、そういう意味でもかなり社会的メッセージの強い作品ですねぇ。

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以下ネタバレ

監視カメラの無意味さみたいなものがひしひしと感じられていいですねぇ。監視カメラそのものに対する是非は別として、この説得力にはなかなか感心しました。
あくまで、監視カメラはただ”見ているだけ”なんですよね。監視カメラがあるからと言って、全く安全でもなんでもないわけです。中盤のベビーシッターに子供を預けようとする夫婦の会話にもあったように、「何か事が起こってから、カメラを見て犯人が分かってもその時にはすでにもう手遅れ」なわけです。どこかしこにカメラが設置されていたにもかかわらず、先生は生徒とヤっちゃって刑務所行だし、同僚からのイタズラも防げないし、そのイタズラされた男も平気で女の子さらっちゃうし、誘拐されたおばさんはトランクに入れられるところからほったらかしにされるまでずーっとカメラに映っていたにも関わらず結局誰にも見つけられないまま・・・etc。
安全のために設置されたハズの監視カメラは防犯にはならず、ただ記録しているだけ・・・という皮肉をここまで秀逸に表現したのはお見事。映画としての娯楽性も忘れずところどころ笑いどころもあって、かつ観終わった後には何とも言えない感情にさせられる秀作。


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私は『デス・プルーフ in グラインドハウス』を観た

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あらすじ:スゴ腕スタントマンのマイク(カート・ラッセル)は、愛車“デス・プルーフ”に乗り、美女をナンパしては死のドライブに誘っていた。ある日マイクは、テネシー州で豪快なスタントライドを楽しむ3人の女性たちに目をつける。いきなり車をぶつけ、しつこく追い回すマイクにキレたゾーイ(ゾーイ・ベル)たちは、決死の猛反撃に挑む。




タコ的点数:90点




先日観た、ロバート・ロドリゲス監督の『プラネット・テラー』とセットとなる、『グラインドハウス』企画のタランティーノの方です。・・・まぁ、グラインドハウスとは何か?ということに関しては『プラネット・テラー』のレビューを読んでもらうとして。
この映画をオールタイム・ベストにあげる人も多いそうですが・・・エロありグロありアクションありかつバカバカしすぎるストーリー展開。B級要素を無理やりに詰め込んだぶっ飛び映画ですね。+タラちゃんならではの本筋とは関係のない長ぁ~い会話シーンや、やたらオネェちゃんの脚ばかり映すなど、タラちゃん要素がみっちり詰め込まれた作品。タランティーノ好きなら満足すること間違いない!!


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物語は前半後半に分かれてる感じですね。前半は、カート・ラッセル演じる不気味な殺人鬼が恐ろしいスリラーテイスト。後半は迫力満点のカーチェイスアクション。ガラッと変わります。
前半のカート・ラッセルはかなり怖いですねぇ。じわじわと女の子たちに近づいてくる変態殺人鬼。そして、自らの車を耐死仕様(デス・プルーフ)に改造して、それを武器にし女の子たちを襲う。イケイケの女の子たちがみるも無残な殺され方されちゃいます。タラちゃんはチャラい女の子になんか恨みでもあんのか!?(笑)
そして、後半の女の子たちの復讐戦。前半の怖さが効いてきて後半の大迫力カーチェイスの爽快感がすごいんですよね。大迫力のカーチェイスシーンはどう見ても一切CG処理無しのガチ撮影。実際にガチのスタントシーンらしく、映画観てるのにこんなにヒヤヒヤしたのは初めてです。この無謀ともいえる無茶苦茶なスタントをやってくれたのが、『キル・ビル』でも由真・サーマンのスタントをやっていたゾーイ・ベル。いやぁ、この映画の面白さの8割は彼女の貢献ですよね。すごすぎました拍手!!

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それにしても「グラインドハウスを現代によみがえらせよう!」という企画だったのに、後半からはフィルムのキズ加工もなく妙にカラフルな色調の映像で『プラネット・テラー』のようなグラインドハウス感は完全になくなってました(笑)真面目にやれよタランティーノ!!しかも、あの終わらせ方もタラちゃんじゃないと許されませんよね。あの「THE END」のタイミングは最高すぎます!!(笑)まぁ、タラちゃんだから何やっても許す!!面白かったからいいよいいよ!!

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参考映画

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『プラネット・テラー in グラインドハウス』レビューはこちら


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私は『スネーク・フライト』を観た

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あらすじ:殺人事件を目撃したため、ある組織から命を狙われることになった青年ショーン(ネイサン・フィリップス)。彼を暗殺者の魔の手から救出し、証人として裁判所に送り届けることになったFBI捜査官フリン(サミュエル・L・ジャクソン)は、ショーンを連れてホノルル発ロサンゼルス行きの飛行機に搭乗するが……。




タコ的点数:70点




おいおい!これホントに2006年の映画ですか!?(笑)
『スネーク・フライト』。原題は「SNAKES ON A PLANE」。もうこれだけでどんな映画かおわかりですよね?
上空高く飛ぶ旅客機の中で何百匹というヘビが大暴れ!乗客大パニック!!
という、80~90年代のパニック映画を彷彿とさせるような設定の映画です。その頃のパニック映画や木曜洋画劇場とか好きだったひとなら間違いなく楽しめる、真っ向勝負のパニック映画です。

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前述したように、2006年公開の映画にも関わらずなぁんかノスタルジックな気分になるんですよね(言葉合ってますか?(笑))
トイレで淫らなことを始めるカップルをまずヘビが襲って、そしたら乗客がいろんなところを噛まれて死んで大パニック、ヘビに噛まれて死ぬだけじゃなくてパニック起こした人々に踏まれて死んじゃったり、かと思えば機長がヘビに噛まれて操作不能に!!、飛行機を正常に保つために危険なところに足を踏み入れななければならなくなったり、あらゆるヘビの種類が出てきて、地上にいる博士にヘビのうんちくを語らせて、命知らずの主人公がみんなを奮起させて、などなど・・・。
パニック映画のツボを押さえまくったお手本のような完成された作品でした。こりゃ面白くないわけがない!!

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何も考えずに楽しめたし、肉体派のサミュエル・L・ジャクソンも観れたし、あてもなく何か面白い映画ないかなぁ~?と思った時にはオススメの映画。

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私は『プラネット・テラー in グラインドハウス』を観た(ややネタバレあり)

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あらすじ: 軍人マルドゥーン(ブルース・ウィリス)が細菌兵器をばら撒いたことで、テキサス州オースティンにある町の住民はゾンビ化してしまう。ゾンビたちが次々と人々を襲う中、片足がM16マシンガンになっている人気ストリッパーのチェリー(ローズ・マツゴーワン)が立ち上がる。軍隊やゾンビ、頭のおかしい兵士(クエンティン・タランティーノ)など、さまざまな敵がチェリーに襲いかかってくる。




タコ的点数:70点




”グラインドハウス”好きのクエンティン・タランティーノとロバート・ロドリゲスがタッグを組んで作り上げた『グラインドハウス2本立て』。その2作品をそれぞれ再編集して単体の作品として公開された『デス・プルーフ』と『プラネット・テラー』。
今回はロバート・ロドリゲス監督が手掛けた、片脚マシンガンガールがゾンビと戦うアクションホラー『プラネット・テラー』を観てみました。
いやぁ~無駄にエロくて無駄にぐろい(笑)

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まず、”グラインドハウス”とは何か?
”グラインドハウス”とは、かつてのアメリカの大都市には数多く存在した低予算B級映画を2本立て3本立てで上映していた映画館の総称です。タラちゃんとロドリゲス監督はこの映画館の大ファンだったそうで、二人が「”グラインドハウス”の世界観を現代に再現したい」という思いからこの映画製作が始まったのだとか。
というのも、”グラインドハウス”で上映される映画ってどれもマイナーなものばかりで、フィルムにプリントされるのも一つの作品につき20~30本程度だったそうです。そんな数少ないフィルムを何度も上映したり各地で使いまわしたりするので、フィルムの劣化やダメージが酷かったらしいです。

そんな”グラインドハウス”を現代に再現するために、最初に偽の予告編を作ったり(『マチェーテ』は後に映画化されましたが)わざとダメージ加工をしてあったり、ところどころ焼けてたりなどの編集がなされています。特に僕がお気に入りなのは(ネタバレ→)主人公の女性と恋人がSEXするシーンで急にフィルムが焼けて「一巻は紛失しました。スミマセン」という表記がなされた場面。ここは意表をつかれましたね(笑)・・・と、同時に「ホントに当時はこんなことがあったんだろうなぁ」と”グラインドハウス”を知らない僕も、なんとなくその情景が見えてくるようでした。う~ん、映画オタクが作る映画はやっぱり普通じゃ終わらないです(笑)

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ストーリーなんて最初から気にして無かったので(!?)とにかく何も考えずに楽しめる映画でした。
・・・唯一の不満点は主人公の片脚がマシンガンになるのがめっちゃ終盤なんですよね・・・。もっと片脚マシンガンが大暴れする映画なのかと思ったのですが・・・。

余談ですが、ロドリゲス監督、この片脚マシンガンガールとこの作品の後婚約してたらしいですね(笑)2009年10月に解消したそうですが。

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参考映画

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『マチェーテ』レビューはこちら




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私は『ハードキャンディ』を観た

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あらすじ:出会い系サイトのチャットで知り合った14歳の少女ヘイリー(エレン・ペイジ)と32歳の売れっ子フォトグラファー、ジェフ(パトリック・ウィルソン)。キュートなヘイリーが気に入ったジェフは、彼女を自宅に誘い込む。いつの間にか気を失ったジェフは、股間むき出しの状態でキッチン台に縛り付けられていて……。

『ハードキャンディ』予告編はこちら




タコ的点数:80点





男性はタ○キン縮みあがること必至!!(笑)
30代の男が10代の少女に精神的に追い詰められる、という超サディスティックなサスペンススリラーです。これはなかなかの傑作でした。
まさかエレン・ペイジはこれが映画デビュー作ですか!?恐るべき女優だ。終始彼女の悪魔的な表情と男を追い詰める冷徹さに震えあがったものです。
そして、そのペイジに追い詰められる男の役を、大作にはあまり縁がないですが割とマイナーな佳作で独特の存在感を見せるパトリック・ウィルソン
こうしてみると、なかなか豪華なコンビですよね(笑)

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劇中はとにかく、少女のサディスティックな仕打ちの連続です。
「とんだロリコン野郎ね」「あんたみたいな変態どうしようもないわ」「命乞いだけはうまいのね」「さっさと罪を認めなさい、この変態」・・・etc。
男の僕としてはかなり気分の悪いセリフがペイジの口から飛び出し続けるわけです。そして、またこのペイジの演技力がかなり凄くて、緊張感が途絶えません。
そして、やっぱり予告編にもあるあの去勢シーンを語らないわけにはいかないでしょう。もちろん、その映像が画面に映るわけではないんですが・・・あの長々と「切るわよ」「やめてくれ!!」「切るわよ」「やめてくれ!!」のやり取りを観ている間はかなりの苦痛でした・・・・。

しかしながら、劇中の緊迫感や暖色を基調としたヴィジュアル、そして二人の鬼気迫る演技力で、エンタメ性の高い魅せるサスペンスとしては一級品だと思います。これは怖かった・・・(笑)


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以下ところどころネタバレ

巷のいろんなレビューを読んでみますと、結局少女の正体や目的がわからないままだとか男にはどんな過去があったのかわからないとか結局男も女も善悪がハッキリしないところもあったりして、伏線があんまり回収されたなくてすごく曖昧な部分が多いんですよね。でも、この曖昧さは意外と巷では評価されてたりします。僕も好きでした。
正直なところ、僕は少女はただの嫌がらせのために何の罪もない男に難癖つけてるだけなのでは?と考えたものです。僕が思ったように、この設定ならいくらでも理不尽な映画にできたと思うのですが、あえてそうはならなかったのでしょう。この曖昧さが逆に良くて、少女の異常さを際立たせていました。この曖昧さは、ホントに映画が好きなら受け入れられるはずです。

ちなみに、タイトルの『ハードキャンディ』には”砂糖とコーンシロップから作ったキャンディ”という意味の他に”勃起した男性器”や”ヘロインの俗語”なんて意味もあるそうです。

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私は『パーフェクト・センス』を観た

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あらすじ:“SOS”と命名された原因不明の奇病が世界中で爆発的にまん延し、感染者たちは嗅覚や味覚、聴覚などの五感を次々と喪失し、人類は存亡の危機にひんしていた。そんな状況の中で出会ったシェフのマイケル(ユアン・マクレガー)と科学者のスーザン(エヴァ・グリーン)は、謎の病に侵されたまさにその瞬間、互いに惹(ひ)かれ合う。しかし、謎の病の前に人類はなすすべもなく世界は終局を迎えようとしていた……。

『パーフェクト・センス』予告編はこちら




タコ的点数:90点





前回の『シャロウ・グレイブ』に続き、連続ユアン・マクレガー(笑)『シャロウ・グレイブ』の人を馬鹿にしたようなユアンもいいですけど、やっぱりストレートにモテ男をやってくれた方がいいですよね~。”モテ男”という設定がこれほど嫌味に感じない俳優さんもなかなかいませんよね(笑)

さて、今作は徐々に五感が失われていくという感染症が蔓延し世界が人類存亡の危機に瀕する、といういわゆる終末ものです。
ただのパンデミック・パニックに恋愛要素を足しただけの映画かと思ったら大間違い。非常に感情を揺さぶられた作品でした。以前観た『メランコリア』や『ディヴァイド』に続き、最近観る終末モノは秀作揃いですなぁ~。

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結論から言うと、観終わった後に僕のなかにあった感情をうまく表すことはできません。
それは死にたくなるほどの恐怖であったり、生きることへの希望であったり、愛することの喜びであったり・・・etc。恥ずかしい表現をもってしてもこの感情を、眼球がうるんだ理由を語ることができないんですよね。う~ん、観る人によっていろんな感想があると思います。もちろん好き嫌いもあるでしょうけど。

”五感が消える”という設定のほかに、この映画の感染症の特徴があって感覚が消える前兆としてひどく感情が高ぶる、という設定があるんです。例えば、嗅覚が消える前にひどい悲しみを覚える、味覚が無くなる前に酷い恐怖感を覚えて飢えを感じる、みたいな感じで。このパターンが定着してくると、最終的にどうなるのか?というのがなんとなく見えてくるんですが、この設定がラストシーンに効いてくるんです。
この絶望的とも明るいともとれるこのラストシーンにこの映画を観た他の皆さんがどんな感情を持つのか気になります。

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とにもかくにも、こんなにも言葉を失った作品は久しぶりです。独特の映像世界は僕の好みでもありました。昨今の終末モノとしては抜群の作品。
全く期待していなかった分、意表を突かれた映画でした。これは隠れた秀作。

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参考映画

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『メランコリア』レビューはこちら



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私は『シャロウ・グレイブ』を観た

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あらすじ:グラスゴーの瀟洒なフラットで共同生活を送る記者のアレックス、会計士のデヴィッド、医者のジュリエット。三人は募集していた4人目のルームメイトを自称作家のヒューゴに決めるが、入居してほどなく彼は自室で死んでしまう。そこには麻薬とスーツケースいっぱいに詰まった大金があった……。




タコ的点数:70点




『トレイン・スポッティング』『28日後...』『127時間』『スラムドッグ$ミリオネア』など、ヒット作をバンバン世に出す人気映画監督、ダニー・ボイル監督のデビュー作です。
個人的にはダニー・ボイル監督とは相性が悪いみたいで(と言いつつ、ボイル作品結構観てるんですよね(笑))あのMV風の演出はあまり好きにはなれないんです。『トレイン・スポッティング』はかなりのMV風演出が目に余り、僕の中では評価が低いのですが、『トレイン』以前にこんな質の良いクライムサスペンスを撮ってたなんて意外でした。僕の苦手なMV風演出も控えめで(笑)結構面白かったです。

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さて、この映画のお話は、仲良く暮らしてたルームメイトの三人がある一人の新しいルームメイトを迎え入れたところ、なんとそいつが大金残して自殺しちゃうんです。さて、その大金めぐって三人の関係がこじれていく・・・というコーエン作品的な展開になります(笑)
一つのある出来事から物事がどんどんこじれていく、っていうこういうタイプのサスペンスって流行ってたのでしょうか?90年代で評判のいいサスペンスでこういう展開のサスペンス多いですよね。でもまぁどれも脚本が良いんで面白いんです。
この『シャドウ・グレイブ』もその例にもれず、取り立てて誉めるところは無いんですが、それでも92分という短い時間でテンポよく楽しませてもらって満足でした。

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さて、最初はどういう展開になっていくのかわからないまま観ていたのですが、だんだん3人の関係がこじれていく様はなかなか観ていて面白かったですね。結局みんな自分のことしか考えてない(笑)
『レザボア・ドッグス』とか『ブラッド・シンプル』とか好きな人は楽しめると思います。

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参考映画

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『トレイン・スポッティング』レビューはこちら


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プロフィール

タコ

Author:タコ
映画が大好きな一人の男。映画に関して思いついたことを書くだけの緩いスタンスでやっていきます。
文章力に自信はないので、非常につたない文章になっているかとは思いますが、読んでいただいて映画選びの参考にしていただけたら光栄です。

※コメント無しで、TBのみ送ってくる場合は承認しないようにしています。
また、内容が酷いと思われるコメントも独断で削除させていただきます。悪しからず。



~映画レビュー採点基準~
100点…必見!!ですが、作品によってはトラウマになったりする可能性あり。
81~99点…必見!!
61~80点…観る価値あり!!自信を持ってオススメ。
41~60点…まぁまぁ良作。暇なときに観ればいいのでは?
21~40点…別に観なくてもいいかと・・・。
0~20点…ダメすぎて話のネタになることもあり得る映画。




YouTubeで趣味で作曲もしてます。「Modernmonkey100」で検索して遊びにきてください。

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