スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

私は『シティ・オブ・エンジェル』を観た(ネタバレあり)

0403eiga_l.jpg
あらすじ:天使のセスは死者の魂を天国に導く役目を担っている。そんな彼は、ある日医者のマギーに出会い、恋に落ちてしまう。しかし、天使である彼は、色を感じる視覚、臭覚、味覚、触覚などの感覚が備わっていないため、彼女を抱きしめることも出来ない。思い悩んだ末、永遠の命を犠牲にして天使から人間になることを決意する。人間になったセスの体からは血が流れ、マギーと愛を交わす仲になっていくのだが……。




タコ的点数:35点




僕の大好きな監督ヴィム・ヴェンダースの『ベルリン・天使の詩』のハリウッドリメイク版です。
たしかに「天使は人間のようにものに触れたり味を感じたりする感覚がない」ことや「天使の目線では世界が白黒に見えている」こと、また「天使は永遠の命を放棄するかわりに人間になることができる」など、オリジナルに即した設定ではあるものの、オリジナルの難解さは無く、非常に万人受けする恋愛映画となっていて・・・正直別物と思ってもらってもいいのではないでしょうか?・・・というか、この映画の場合、主人公の天使が人間になろうとする動機がなんか不純(笑)

img_953968_18149331_8.jpg

あの映像美に定評のあるヴェンダースの作品をリメイクしようとしたわけですから、ニューヨークの街並みや海岸に集まる黒ずくめの天使たちなど、目を見張る映像は多々あって、そこのこだわりはひしひしと感じられたんですよね。

しかし、正直ですねぇ~・・・天使役のニコラス・ケイジがめちゃ気持ち悪かったんですよね(笑)天使が恋をして、その相手に触れようとしても相手の肌の感触や香りが感じられない、ということを表しているのは重々承知の上で、姿が見えないことをいいことにメグ・ライアンを触りまくってるようにしか見えないんです(笑)ん~、かつてこんなにもケイジに嫌悪感を抱いたことは無かったと思います(--;)
なんとなぁく、メグ・ライアン演じる医者がふと現れた天使を愛してしまう仮定も納得いかず・・・う~ん、全く物語には入っていけませんでしたねぇ・・・。

b6911af2202aade3d0939bf1d49eed8a.jpg











以下ネタバレ

そして極めつけは、終盤の展開。せっかく意を決してセスは人間になったというのに、あっという間に愛した女性は大型車とぶつかってあっさり死んでしまいます。たしかに、女医と結ばれた時まだまだ残り時間があったので「お、もう一展開あるのかな?」と思って(ここで女医の元カレの登場を期待したりしたんですが、彼は一切登場せず・・・(笑))観ていたら、まさかの展開。そこになんの救いもなく、ラストはセスが海ではしゃぐシーンで唐突に映画は終わります・・・え~!?

終始物語には入っていけず、ラストは完全に突き放された気持ちでした。


41E65GewW-L.jpg


参考映画

ベルリン・天使の詩 デジタルニューマスター版 [DVD]ベルリン・天使の詩 デジタルニューマスター版 [DVD]
(2006/04/21)
ブルーノ・ガンツ、ソルヴェイグ・ドマルタン 他

商品詳細を見る

『ベルリン・天使の詩』レビューはこちら






スポンサーサイト

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

私は『家族ゲーム』を観た(ネタバレあり)

img_925527_61671940_0.jpg
あらすじ:出来のいい兄とは反対に、問題児の中学3年の弟・沼田茂之。高校受験を控えて、家庭教師としてやって来たのは三流大学の7年生でなぜか植物図鑑を持ち歩く吉本勝という奇妙な男だった……。




タコ的点数:100点




今まで観た邦画の中で一番面白かったかもしれない!!
たしかこの映画、ダウンタウンの松本さんが「一番好きな邦画」として挙げていた作品だったのですが、う~ん、たしかに松本さんの好きそうな感じだなぁというのは納得です。ブラック、シニカル、シュール・・・etc。いろんな言葉で表現したくなる、一級のコメディです。暗い中でもクスクス笑える雰囲気はかなりタコ好みでした。

TS3O09861-300x225.jpg

キャストも松田優作さんをはじめ、伊丹十三さん、由紀さおりさん、宮川一朗太さん、松金よね子さん、阿木燿子さんなど、メインからチョイ役まで何気にすごい人がそろってるんですよね。
松田優作さんの一際異質なキャラクターもしかり、やっぱり一番気になったのは気持ち悪すぎる中学生を演じる宮川一朗太さん。彼の存在がこの家族ドラマにかなりのスパイスとして効いていました。

話題となった横一列の食事シーンも面白いです。劇中3、4回出てくるのですが、特筆すべきはやっぱりラストの食事シーンですよね。これまでの出来事を思い返しながら徐々に火が付き一気に爆発するあのシーンは、日本映画史に残る名シーンだと言ってしまってもいいでしょう。すべてのことが浄化され、なんとも言えないカタルシスを生むこのシーン。思わずこのシーンだけ3回も観てしまいました(笑)

とにかく面白い映画であると自信を持って言えます。これはオススメ!必見!!

117162_400.jpg










以下ネタバレ

問題のクライマックスシーンはいろいろと解釈されてるみたいですね。
あのヘリコプターの音は、何かしらの事件が起こったことを示唆しているわけですから、おそらくは劇中何度もキーワードとして挙がっていた「バット殺人」が発生したのでしょう。そして、ラストシーンにお父さんがいないところから、被害者はお父さんかと。
さらに言えば犯人は兄弟二人かと考えられます。弟は名門の西武高校に入学できたわけですが、結局高校に行っても全く勉強していない様子が映されます。また、お兄さんは相変わらず勉強以外のことに興味を持ち出したわけですし、また勉強に対して嫌気がさした二人が学歴主義のお父さんに反発する気持ちもわかります。
・・・で、最後みんな眠っちゃうのは、家にお父さんがいなくなって平和になったね、ちゃんちゃん♪ということだと思ったのですが、どうでしょう?

ちなみにタレントの清水ミチコさんは、ラストのヘリコプターは同じマンションに住む女性が「棺桶がエレベーターに乗らないから運べない」的なことを言っていたので、その棺桶をヘリで運んでいたのではないか?と言っていたそうです。う~ん、なるほど。

とにもかくにも、いろんな解釈の余地を残した終わり方もかなり僕好みで大好きでした。






117161_400.jpg





テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

私は『メン・イン・ブラック3』を観た

1065673_l.jpg
あらすじ:秘密組織MIB所属のエージェントJ(ウィル・スミス)とK(トミー・リー・ジョーンズ)は、日々異星人の取り締まり追われていた。長年コンビとしてやってきた2人だが、Kの単独捜査をいぶかしんだJは直接そのことを彼に問いただす。だが、本人は全然聞く耳を持たず何の情報提供もしてくれない。次の日、本部でJはKを捜していたが40年以上も前に死亡していたと聞き……。

『メン・イン・ブラック3』予告編はこちら



タコ的点数:65点




第1作からもう15年ですかぁ~。トミー・リー・ジョーンズさんはだいぶ年とったように見えますが、ウィル・スミスさんはなんか変わらないですね~。この若々しさでシニア捜査官なんだ・・・すごい違和感(いい意味で)。
まぁこれだけ人気のシリーズなんで、やっぱり安定の面白さがありますよね。物語はタイムスリップものなので、ちょっと身構えて観たりしましたが、まぁそんなに話をややこしくしていなかったので、ぼけ~っと何も考えずに楽しめます(笑)

30909_01_l.jpg

ただですねぇ~・・・やっぱりもっと活躍するジョーンズさんが観たかった!!という思いがあります。
物語はタイムスリップもので、過去のK(ジョーンズ)が殺されてしまうというお話なんですよね。だから、物語のほとんどが40年前が舞台になるわけです。
若いころのKを演じるジョシュ・ブローリンさん、確かに似てるんですけど・・・やっぱり、スミスとジョーンズのコンビが観たかった!!と思います。

30909_02_l.jpg

・・・まぁ、ジョーンズさん、年齢が年齢なので吹っ飛ばされたりアクションやったりがもうしんどかったんでしょうねぇ~(笑)

そう考えると、もうこのシリーズはホントにこれで完結ですかね?
まぁ今作は2人のドラマに焦点をあてた脚本のようで、ラストシーンもなんだかじーんとするものがありました。シリーズファンなら必見です。

GALLERY009086_2.jpg





テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

私は『ダークシティ』を観た

dfgsdfgsdf.jpg

あらすじ: 暗闇の中、目覚める一人の男。自分が誰なのか思い出せないまま、その男は「早く逃げろ」というの電話に追い立てられるように漆黒の街をさまよい続ける。次々と出会う人物は謎めき、妻と名乗る美しい女の記憶すらない。いったいこの街で何がおきているのか? そして黒づくめの奇怪な集団はどんな目的で男に迫るのか。やがて男の目の前で街が奇怪に変形を開始した。失われた記憶を取り戻した時、謎はすべて解けるのだろうか?




タコ的点数:85点




TUTAYA発掘良品で発見したこの映画。やっぱりTUTAYAさんはセンス良いですね。
いやぁ~面白かった。こんなに引き込まれたSFは『12モンキーズ』以来かもしれませんねぇ。
正直、事前知識無しで観ることがオススメです。この独特の絶望的な世界観は圧巻です。

img_320537_10006145_3.jpg
↑何気にキーファー・サザーランドがかなり気持ち悪い役で出てたりしました(笑)

まず、町がどんどん生え変わっていく映像はすごかったです(「え~なんでそんなことになるの!?」と思った人は、今すぐレンタルショップに走れ!!(笑))。その前兆として、街の人々がみんな眠ってしまい、街自体も全て停止してしまうのですが、その場面もこれから起こる不穏な出来事を予感させてゾクゾクしました。最初の15分ほどのシーンで一気に物語に引き込まれます。
・・・たしかに、終盤の超能力対決はかなりのB級臭さがあるのですが、そこはご愛嬌(笑)。地下に潜る謎の黒服男たちや、彼らの住む世界、そして真っ暗な街・・・etc。SF好きにはたまらない映像がたくさんあって面白いです。

200510_img_1.jpg


あんまりここでストーリーについて書くとネタバレになって、これから観る人の楽しみを奪っちゃうんで、できる限り控えめに書こうかと思うのですが、巷では結構『マトリックス』と比較されてることが多いみたいですね。たしかに、物語の全貌が明らかになると設定は似ていないことは無いですし、考えていきつくところまで行くと「今の自分は本当に自分なのか?」という考えにまでたどり着くのも同じだとは思います。
でもまぁ、他の作品と比べて「設定が似てるから面白くない」なんてナンセンスなことは言いたくないですよね。この映画単体で観れば十分傑作です。先入観無しで観れば、こんなにも絶望的な世界観は他ではなかなか味わえないですよ。
ラストも・・・決してハッピーエンドとは言えないのですが、なんとなく味わい深い余韻が残ります。
SF好きにはオススメしたい、文句なしの良作。

20110522_923300.jpg

参考映画

12モンキーズ [DVD]12モンキーズ [DVD]
(2002/02/21)
ブルース・ウィリス、ブラッド・ピット 他

商品詳細を見る

『12モンキーズ』レビューはこちら


マトリックス 特別版 [DVD]マトリックス 特別版 [DVD]
(2010/04/21)
キアヌ・リーブス、ローレンス・フィッシュバーン 他

商品詳細を見る





テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

私は『初恋のきた道』を観た

51ygyiNUXwL.jpg
あらすじ:都会からやってきた若い教師ルオ・チャンユーに恋して、その想いを伝えようとする18歳の少女チャオ・ディ。文盲のディは手作りの料理の数々にその想いを込めて彼の弁当を作った。やがてその気持ちに彼も気づき、いつしか二人の心は通じ合う。しかし、時代の波「文革」が押し寄せ二人は離れ離れに。少女は町へと続く一本道で愛する人を待ち続けるが……。




タコ的点数:30点





かなり前の話ですが、テレビでウッチャンナンチャンが大絶賛していた映画なんですよね。
映画好きとしても有名なウッチャンが「ホントに泣けた」「感動した」と、あれだけ手放しで称賛していた映画だったので、かなり期待して観てしまった自分が悪いのか・・・全く感動できませんでした・・・。

20060626211333.jpg

ストーリーは、少女が田舎にやってきた教師に恋するだけの単純なものなのですが・・・ん~、あんまりこういう言い方はしたくは無いのですが、ホントに単純な話で何のひねりもないんですよね・・・。現代のプロローグから始まり過去を振り返る構成なんですが、少女がストーカーよろしく先生の後をつけて行ったり、髪留めもらって無くしたり、かと思えば都会の事情で先生と少女が2年間会えないという事実をナレーションだけで言われたり・・・そんなに振り返るほどのロマンチックな過去かぁ?と思いたくなりました。
いくらタコが恋愛映画苦手だからと言って、それだけの理由でこの映画を低評価してるわけじゃないんですよ、ホントに(笑)

image02.jpg

たしかに、移される田舎の自然の映像は綺麗でしたし、若いチャン・ツィーも可愛いっちゃ可愛いんですけど、それだけで「この映画は良かった!!」とは言えないですよね~。
ウッチャンは何に感動したんだろう?聞いてみたいなぁと思いました。

00080286e07a0bf4b3a001.jpg





テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

私は『鮫肌男と桃尻女』を観た

img_184418_56527521_0.jpg
あらすじ:叔父の経営するホテルで働くトシコ。偏執的な叔父に嫌気がさしていた彼女は、ある日ホテルを飛び出す。そんな彼女の前に、獣道からひとりの男がパンツ一丁で飛び出してきた。その男・鮫肌は、組織の金を持ち逃げし、ヤクザから追われる身。そんな彼に惹かれたトシコは、彼とともにあてのない逃避行へ誘われる。




タコ的点数:50点




ハッッッッッッッキリと好き嫌いが分かれる作品でしょうね。
観る人によって、このオフビートの世界観にどっぷりと引きずり込まれる人と最後までついていけない人がでてくるでしょう。ちなみに、タコは後者です。う~ん、『スマグラー』もそうだったのですが、石井克人監督の世界観は僕にはついていけないようです。それでも、やっぱりこの他に類を見ない独特の世界観は、どっぷりハマれるコアなファンがいるのも納得。人を選ぶ映画ですねぇ。

img_1515037_24088731_0.jpg

ストーリーは単純ですが、あって無いようなもので、ひたすらテンションの高いコメディが繰り広げられます。脱線しかねない登場人物同士の雑談も、まぁまぁタランティーノ的なテイストを出していて、面白いと思います。
出ている俳優の方々は異才を放つ方ばかりで、キャスティングは非常に面白いです。なにより浅野忠信はカッコ良すぎます。この存在感は、いったいどこからでているのでしょうかねぇ(笑)
それでも、それぞれのキャラクターのアクが強すぎて、僕にとっては濃い味すぎるんですよね・・・。
ただ、なんども言うように、かなり人によって評価が分かれる作品であることは間違いないですが、このアクの強いキャラクター達を愛することのできる人にとってはこんなにも面白い映画は無いと思います。

yamada.jpg

いろんな要素が融合して、奇跡的な形として完成した映画だと思います。それは認めます。
・・・ただ、僕は好きになれなかった。ただそれだけのことです(笑)

・・・あ、ちなみにタイトルから想像するようないやらしい映画では無いですよ。主人公の男と女の名前が鮫肌と桃尻ってだけなんで(なんだそりゃ)

samehada.jpg





テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

私は『サラの鍵』を観た

img_428140_52381925_0.jpg
あらすじ:1942年、ナチス占領下のパリ。ユダヤ人一斉検挙によってヴェルディヴに連れてこられた人々の中に、少女サラはいた。それから60年後。パリに暮らすアメリカ人ジャーナリストのジュリア(クリスティン・スコット・トーマス)は、アウシュヴィッツに送られた家族を取材するうちに、かつて自分のアパートで起こった悲劇を知ることとなる。

『サラの鍵』予告編はこちら




タコ的点数:95点




予告だけ観るとホロコーストの話かと思うのですが、違いました。
ユダヤ人迫害の歴史というのは誰もが知る歴史上最大の汚点ですが、(←ここは僕の勉強不足で、フランスでのユダヤ人迫害事件(ヴェルディヴ事件)はフランス人でもあまり知られていないようです。そんな過去を取り上げたということでもこの映画を評価すべきだったのですが・・・スイマセン)その大事件を告発する映画ではなく、その史実を通じて今生きている人々が過去の歴史的事件にどのように向き合うべきなのか、そんなことを語っている映画だったと思います。
原作の作者が女性だということもあってか、ラストは心揺さぶられ染みるものでした。今のところ、2013年ベスト映画です。

m_338147view008.jpg

劇中での大統領の演説ようなものを「口だけでは何とでも言える」と非難する人は多いでしょう。しかし、じゃあ自分はその歴史的大罪についてどのようなことができるのか?それを聞かれた時、明確に答えられる人がいるのでしょうか?
本や映画、新聞、それだけの情報で「人間は同じ過ちを繰り返さないように反省すべきだ」なんて大そうなことが言えるでしょうか?知ってる”つもり”でどれだけの人が、堂々と正義を語っているのでしょう?
劇中でのセリフで「真実を知るには代償がいるのよ」というのがあるように、本当の意味での”知る”という行為は自らの人生を変え価値観を変え、時には周りを傷つけ自分すらも傷つけてしまう、そういうものなのかもしれません。
それでも、本当の意味で過去を”知る”という行為は、今を生きる人々が本当に未来に向けて進むために必要な行為であると、タコはこの映画を観て感じました。

338147view001.jpg

もちろん、こんな偉そうなことを書いておきながら、タコ自身”何も知らない”のです。
しかし、これから生きる上で、”知る”という行為がどれだけ大きな意味を持つのか、わかったような気がします。
タコの人生観を変えた、「この映画を観て良かった」と思えた秀作。

m_338147view004.jpg




テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

私は『少年と自転車』を観た

97433623.jpg
あらすじ:児童相談所に預けられたまま12歳になろうとしていた少年シリル(トマス・ドレ)は、いつか父親を見つけて一緒に暮らしたいと願っていた。ある日、彼は美容院を営むサマンサ(セシル・ドゥ・フランス)と出会い、ごく自然に彼女と共に週末を過ごすようになる。二人は自転車に乗って街を走り回り、ようやくシリルの父親(ジェレミー・レニエ)を捜し出すが……。

『少年と自転車』予告編はこちら




タコ的点数:65点




ジャン=ピエール・ダルデンヌ、リュック・ダルデンヌ兄弟、名前だけは知っていて『ある子供』や『ロゼッタ』など気になる作品も多々ありまして、今回ようやく初ダルデンヌ作品を拝見しました。
ん~カンヌらしい作品と言えば、カンヌらしい作品ですね。娯楽とは程遠いつかみどころのない映画なんですが、何か問いかけられて心に残る作品でした。

intro_pic2.jpg


少年は父親に捨てられて孤児となっており、施設で暮らしていました。しかし、少年は何かにつけて父親のもとに戻ろうとします。とんでもない無責任な親父にも関わらず。
少年が、自分の居場所を見つけようと必死に探す様子が、ホントに痛々しいんです。大人を苛立たせ困惑させる突拍子もない行動の数々。たしかに見ていて「なんだ、このクソガキは」とこっちが苛立つことさえあるんですが、その自分の居場所を見つけようと右往左往する少年の姿がホントに見ていてつらいんです。
そんな少年のことを気遣い、里親になろうと決意するのが美容師のサマンサ。彼女がなぜ、少年の里親になることを受け入れたのか?それはあくまで想像しかできませんが、彼女の救いの手が少年を少しだけ成長させるんですよね。

intro_pic1.jpg

少年に限らず、自分の居場所がわからない人々は、みんな困惑しさまよってしまうんでしょうか?そうなると、大人であろうと子供であろうと関係なく、この映画の少年のような気持ちになってしまうのでは?
そんなとき、自分を決して裏切らないと信じられる誰かが、そばにいれば、この少年のように、少しだけ”大人”になれるのかもしれません。
そんなことを思った映画でした。

intro_pic3.jpg





テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

私は『青い塩』を観た

blue.jpg
あらすじ: 殺伐とした裏社会から抜け出し、母の故郷でもある釜山でレストランを開き、平穏な日々を過ごそうと決意したドゥホン(ソン・ガンホ)。それをかなえるために料理教室に通うようになった彼は、そこでセビン(シン・セギョン)という少女と知り合う。次第に心を通わせるようになる二人だったが、セビンの正体は闇組織の一員で、ドゥホンの動向を調べるために接近したのだった。やがて、組織から彼女にドゥホン抹殺の指令が下されるが……。


『青い塩』予告編はこちら




タコ的点数:55点




・・・なんか、思てたんと違う!!
最近韓国サスペンスにどっぷりはまったタコですが、これってロマンス映画に近いんじゃないでしょうか?全体的にコメディ要素も多々あって、なんかライトな感じ。と言っても、ただのラブストーリーというわけではなく、何とも言い表せない男女の関係が描かれています。
う~ん、予告編観た限りもっと重い感じのサスペンスを期待してたんですが・・・(笑)。

4306cd1058c77bce183d6d2d9edcdd09.jpg

ストーリー全体は個人的には恥ずかしくなるようなものでちょっと見ていられなくなるところもあったりしました(笑)。物語の終わり方も涙腺ゆるゆるの女子が好きそうな感じでした(口悪いですか?)。
でも、監督のイ・ヒョンスン氏は独自の映像表現が高く評価されているらしく、全体的に青が印象的な綺麗な映像で、それがこの映画の質をぐっとあげてるような気がしましたね・・・。個人的には、ラストの青に染まった塩田でのシーンでお腹いっぱいになれました。

b018525bf84d9d1e6bc136cb4a8a86ff.jpg

あと主演のシン・セギョンが可愛過ぎることとか、ソン・ガンホさん演じる元ヤクザのキャラが素敵だったりとか、「お前の知ってる愛が赤なら、紫もある。黄色や黒や白もあるんだ」っていうセリフが印象的だったり、誉めるところはいっぱい思いつくんですけど・・・いかんせん、話の本筋と終わり方がなんとも見ていて恥ずかしいものだったので、高得点はつけられませんでしたね・・・(笑)
もっとストーリーが良ければ、かなりの傑作になっていた予感がします。

4391c87813d303ea42796caf772cbb67.jpg





テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

私は『ザ・インシデント』を観た(ネタバレあり)

o0354050012245211662.jpg
あらすじ:法を犯した精神障害者を収容するサンズ精神科保護施設の食堂で、バンド仲間と一緒にコックのアルバイトをするジョージ(ルパート・エヴァンス)。不穏な言動を繰り返す入所者に恐れを感じながら働くジョージだったが、彼らが勝手に厨房へと侵入したり、ほかの場所へ移動したりできないよう、万全のセキュリティーシステムが敷かれていることに安心を覚えていた。しかし、雷雨によって停電が発生し、所内が真っ暗になった上、セキュリティーが作動しなくなる。やがて、興奮状態に陥った入所者たちは警備員を襲い、厨房になだれ込もうとする。

『ザ・インシデント』予告編はこちら




タコ的点数:50点




凶悪な精神病患者を収容した施設で食事のアルバイトをしているバンド青年4人。ある日、なんと落雷で施設の電気系統が全滅。オートロックの扉は開かず、精神病者と共に真っ暗な施設に閉じ込められちゃう!という、最近のシチュエーションスリラーの中では一際怖いと思った設定で気になって借りてみました。
どうやらTUTAYAさん限定でのレンタルらしいので、気になる方はTUTAYAへGO!!

mjyfkuykfj.jpg

襲ってくるのは、モンスターやゾンビではなく精神病患者。もう何考えてるのかもわからず、話も通じない、そのうえ何してくるかわからない・・・という今までにない恐怖感でなかなか楽しめました。・・・でも、この設定、実際に精神病の人とかその周りのひとから苦情来なかったのでしょうか?モラルも何もない設定だなぁ~(笑)
正直、観終わった後の感想は・・・オチがわかりにくい、の一言です。
よくわかんなくて結局巷のレビューを参照してなんとか納得できるものを見つけましたが・・・それにしてもキーとなったリーダー格と思われるグリーンという患者の存在感が少なかったし、ヒントも少なすぎるように感じました。僕は普段「わからない映画は自分の理解力が足らないからだ」と謙虚な気持ちで映画を観ているつもりですが、それでもやっぱりわかりにくいように感じましたねぇ・・・。

oouhnkjuhgnuy.jpg

・・・まぁ、新感覚のホラーとしては十分及第点だと思います。もう少し時間をかけてじっくりと作られていたならなかなかの良作になったかもしれない作品。







以下ネタバレ


あくまで巷のレビューを参考にして書いていますが、結局、グリーンは冒頭から映っていた異常な死体となって死んでいたわけで、それにも関わらずこの一連の暴動の首謀者がグリーンであると”思い込んでいた”主人公のジョージが実は結構序盤からおかしくなっていた、ってことなんですよね?僕もこれが一番納得できるオチだと思うのですが・・・しかし、こうなると、またどこからが幻想でどこからが現実なのか・・・そんなこと考えなくちゃいけなくなっちゃうんですよね~。しばらく、こういう幻想・妄想ものから離れてみようかなぁと思います(笑)


hjfuyfgh.jpg





テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

プロフィール

タコ

Author:タコ
映画が大好きな一人の男。映画に関して思いついたことを書くだけの緩いスタンスでやっていきます。
文章力に自信はないので、非常につたない文章になっているかとは思いますが、読んでいただいて映画選びの参考にしていただけたら光栄です。

※コメント無しで、TBのみ送ってくる場合は承認しないようにしています。
また、内容が酷いと思われるコメントも独断で削除させていただきます。悪しからず。



~映画レビュー採点基準~
100点…必見!!ですが、作品によってはトラウマになったりする可能性あり。
81~99点…必見!!
61~80点…観る価値あり!!自信を持ってオススメ。
41~60点…まぁまぁ良作。暇なときに観ればいいのでは?
21~40点…別に観なくてもいいかと・・・。
0~20点…ダメすぎて話のネタになることもあり得る映画。




YouTubeで趣味で作曲もしてます。「Modernmonkey100」で検索して遊びにきてください。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
訪問者数(2/17~)
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。