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私は「ショート・ターム」を観た

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あらすじ:問題を抱える子供のためのグループホーム「ショートターム12」で働くグレイス(ブリー・ラーソン)。グレイスは、新入りのジェイデン(ケイトリン・デヴァー)という少女を担当することになる。グレイスは施設の同僚メイソン(ジョン・ギャラガー・Jr)と付き合っていたが、ある日、妊娠していることが判明する。そんな中、グレイスはジェイデンが父親に虐待されていたことに気付き……。




タコ的点数:100点




なんでしょうか…。僕はホントにこういう映画を見たかったんだ!って心から思える映画でした。
この後すぐ書きますが(笑)、間違いなく2014年NO.1の作品となりました。

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物語の舞台は、家庭に問題のある少年少女が集められた短期保護施設。それぞれが抱えた苦悩や闇が施設内を充満している中、そんな施設で、少年少女たちの世話をする1人の女性が主人公です。
物語の舞台からして、いかにもお涙頂戴の作品かと思いがちかも知れませんが、映画自体はすごくライトです。重すぎず絶妙の空気感で観ていても全然疲れません。また、100分弱という短い時間の中で、それぞれの少年少女たちのキャラクターを丁寧に描いていて、物語の深みもあります。
なにより、主人公の女性、グレイスのこどもたちへの歩み寄り方がホントに素敵なんですよね。優しい言葉をかけるのではなく、自分の弱みを見せて距離を近づけようとする姿はまさに彼女だからこそできるんですよね(この部分については、けっこうネタバレになってしまうので深くは書けませんが)。そしてまた、そのグレイスの恋人であるメイソンが超絶カッコ良いんですよね(笑)事あるごとにグレイスにかけてあげる言葉や行動のひとつひとつが、決して気取っておらず心からグレイスのことを想っているものなんだというのが、男のぼくにも伝わりました。いや〜こんな彼氏にならんといかんですな(笑)

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深い悲しみはいつかは晴れる。そばにいる人は悲しみを取り払ってあげようとするのではなく、その悲しみが晴れるのをそばで待ってあげる。一人では辛い悲しみも誰かと共有すればいくらかマシになる。人がひとを救うのは、愛なんて言葉とは違う"共有"することが大切なんだな、と。
ちょうど僕も悲しみにくれていたころにこの映画に出会ったので、非常に助けられました。
生き方をすこし変えてみたくなる一作です。

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私は「わたしを離さないで」を観た

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あらすじ:外界から隔絶された寄宿学校ヘールシャムで、幼いころから共に日々を過ごしてきたキャシー(キャリー・マリガン)、ルース(キーラ・ナイトレイ)、トミー(アンドリュー・ガーフィールド)。普通の人とは違う“特別な存在”として生を受けたキャシーたちは、18歳のときにヘールシャムを出て、農場のコテージで共同生活を始める。


タコ的点数:70点





なんかよく目にした作品だったんですよね。ほとん前知識無しの状態で観てたんですが、それが非常に良かったと思いました。
たぶん、事前に調べて観ちゃってたら面白さは半減しただろうな、と思います。

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物語の始まりは、何やら厳格な雰囲気が漂う学校の中。そして、物語が進むにつれ、徐々に違和感が出てくるんです。そして、不穏な空気を漂わせながら違和感の正体はいともあっさり明かされて、そこから、学校にいる子供達の辛く悲しい運命を追っていくわけです。

物語のテーマとしては、非常によく似たアクション映画があるのですが、そっちとはくらべものにならないぐらい重い作品です。ちょっとだけネタバレするとこの映画っていわゆるSFなんですけど、SF的な説得力は大いにある作品です。
原作ふぁんの方からはまぁまぁ酷評されているのですが(笑)、まぁ原作を知らずに観ればなかなか楽しめると思います。

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……にしても、キャリー・マリガン可愛すぎる……

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私は『KOTOKO』を観た

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あらすじ:まだ少し大きい文字乳児である息子を女手ひとつで育て、愛し抜かなければいけないという強迫観念にとらわれ、精神的な変調を抱えるようになってしまった琴子(Cocco)。その果てに奇行を繰り返した彼女は幼児虐待を疑われてしまい、沖縄にいる姉に息子を預けられることになる。そんなある日、彼女のもとに小説家の田中(塚本晋也)が現われる。沖縄行きのバスで乗り合わせ、車中で口ずさむ姿や声に惹(ひ)かれたと語る田中を激しく避ける琴子。それでも思いを伝え続ける彼を受け入れ、息子と共に3人で生きようと決意するが……。




タコ的点数:70点




『鉄男』で僕のこころをがっしりとつかんでしまった塚本晋也監督の作品です。幼い子供を放ったらかしにして、そのまま殺してしまう、なんていう痛ましい事件が多い昨今ですが、そんなギリギリの状態に追い込まれた母親の姿を歌手のCoccoさんが熱演しています。


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この映画の真意はきっとそんな社会的な問題提起をすることではないとは思いますが、それでもやっぱり昨今の事件が頭にチラついて観てしまいます。
もちろん、この琴子のような人が身近にいたら、誰でも距離を置くだろうし、関わろうともしないでしょうね。でも、塚本監督はこんな精神的に参ってしまっている母親を、すごく暖かく描くんですよね。

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すごくバイオレンスな内容にも関わらず、すごく暖かさと優しさに満ちた作品です。
ん〜、唯一無二な作品だと思います。

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私は『リトル・ミス・サンシャイン』を観た

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あらすじ:小太りの眼鏡っ子、オリーヴ(アビゲイル・ブレスリン)の夢は美少女コンテストで優勝すること。地方予選で繰り上げ優勝した彼女は、独自の成功論に取りつかれる父リチャード(グレッグ・キニア)や母のシェリル(トニ・コレット)、自殺を図ったゲイの伯父フランク(スティーヴ・カレル)らと車で決勝大会の会場を目指す。




タコ的点数:60点




巷では結構評判のいい作品で、また周りでも結構「面白い!」という声も聞いていたので結構期待して観始めたのですが・・・個人的にハッキリ言って非常に映画らしい佳作、だと思いました。個人的にはもうひとひねりふたひねりさんひねり欲しかったなぁ~というのが正直な感想。う~ん、少し消化不良でした。

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物語は、それぞれ何かしら抱えて一切まとまりのない家族が、小さな娘をミスコンに出すために黄色いぼろぼろのバンに乗って会場に向かう、というお話。いわゆる、僕の好きなロードムービーなんですけど、イマイチでした。周りの評判が良かったことでかなり期待しすぎてしまったのがダメだったんでしょうね・・・(笑)

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非常に残念だったのが、家族がそれぞれ結構インパクトのある面白そうな問題や悩みを抱えているにも関わらず、それぞれの問題について焦点がしっかりと当たってなかったのが個人的には不満だったんですよね。それを全てラストシーンで「爽快!!」って感じで終わらせちゃった雰囲気がなんかダメでした。例えるなら、「新鮮で美味しい野菜やお肉をたくさん使って野菜スープを作った。せっかく、素材の味がにじみ出ておいしそうになってきたのに、最後に味の素入れて素材の味を全部殺しちゃった」みたいな感じ・・・ちょっと違うか・・・(笑)


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私は『そして父になる』を観た

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あらすじ:申し分のない学歴や仕事、良き家庭を、自分の力で勝ち取ってきた良多(福山雅治)。順風満帆な人生を歩んできたが、ある日、6年間大切に育ててきた息子が病院内で他人の子どもと取り違えられていたことが判明する。血縁か、これまで過ごしてきた時間かという葛藤の中で、それぞれの家族が苦悩し……。




タコ的点数:70点




※観たのがだいぶ前になるんで、記事内容がところどころ記憶違いのところがあるのかもしれません。スイマセン(笑)

日本では大々的に宣伝されていた今作。「メジャー映画なんかに翻弄されないぜ!!」なんて少々イタイポリシーを持っているタコですが(笑)、僕の心をすっかり持って行ってしまった「空気人形」の是枝裕和監督ということや、周りでも結構見ている人が結構いてなかなか評判が良かったのもあって、今回拝見させてもらいました。

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二組の夫婦がそれぞれ独自の考え方があるところが、この物語の深みを持たせてるところだと思うんですよね。なかでも、真木ようこさん演じる母親が、粗暴な態度のようで、実の息子であるとかないとかそういうことに関係なく”子供”に対して女性らしい愛情を見せる姿は、男の自分からするとなんとも言えない感情になりました。もちろんその旦那役であるリリー・フランキーさんも同じような感情を持っている役どころなのかと思いました。

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これは個人的な意見ですが、実の息子であるかどうか、が重要なのではなく、”大人”が”子供”を育てるってことが重要なのかなと感じました。育ててきた息子が自分の息子ではないとわかったとき、自分ならどうするか?ってのがこの映画のメインの問いなのだと思うのですが、ラストを観る限り、実のこどもであることをこだわるのではなく、社会の中の”大人”として”子供”を育てるってことを考えさせられたような気がします。

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私は『ホーリー・モーターズ』を観た

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あらすじ: 夜もふけた頃に、ホテルの部屋で目を覚ました男レオス・カラックス(レオス・カラックス)が、隠し扉を発見し下りていくと顔のない観客たちであふれた映画館へと続いていた。一方、オスカー(ドニ・ラヴァン)は豪邸から子どもたちに見送られて真っ白なストレッチリムジンに揺られて出勤。美しい女性ドライバーのセリーヌ(エディット・スコブ)が車のそばで彼を待っており……。




タコ的点数:70点




主人公の職業は何なのだろう?これは映画を観始めてから観終わるまでわからない映画の謎です。
男はリムジンに乗ってつれられた先々である人になりきり、そこでその人物になりきるのです。その先々で、セリフが決まっているわけでもなく、その人になりきるのが彼の仕事(?)なのです。

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23歳の時に撮ったデビュー作『ボーイ・ミーツ・ガール』を撮ったときにフランス中にに名をとどろかせ、数々の映画関係者に”鬼才”や”天才”とまで言わせたレオス・カラックス。その彼が、13年ぶりに撮った今作。やはり若いころから映画製作に携わってきたカラックスは映画の力を心底信じていることがありありと伝わってきます。
これはいわば、冒頭謎の劇場にたどり着いたカラックスが、いくつもの人生を経験する一人の男を目撃するお話なのだと思うわけです。
映画をいくつも観ている僕らは、さもいくつもの人生が世界には存在するかのような錯覚にとらわれているといっても過言ではないのかもしれません。しかし、自分の人生はただ一つ。そんな悲しさをふと感じました。

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と、この映画に解釈をつければいくらでもつけられるんですが、ハッキリ言って意味の分からない映画であることは変わりありません。でも、その映像美からわかるように何か惹きつけられる力を持っている映画であることも間違いありません。
とにかく、この映画から何かを感じられるかもしれない、それぐらい力のある映画だと思っています。小難しい映画ではあるんですが、逆に何も考えずその美しい映像の数々に酔うだけでもこの映画は魅力的な作品だと思います。
特に中盤のバンドネオンの映像は必見。下手なMVよりよっぽどカッコいい映像です。

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私は『スプリング・ブレイカーズ』を観た

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あらすじ:つまらない大学のルーティンに飽き飽きしている女の子4人組は、刺激を求めて春休みにフロリダ旅行を計画。資金調達のため強盗を計画すると予想外に成功し、訪れた春休みでは存分にハメを外しつつ大いに楽しんでいた。そんな中、自分のことをエイリアンと名乗る外見がいかつい男(ジェームズ・フランコ)と出会ったことで、4人の運命が狂い始めていき……。




タコ的点数:75点




友人は、これを「ビッチが活躍するコメディ」だと思ってたらしいのですが(笑)
これって水着のお兄ちゃんオネェちゃんがバカ騒ぎする映画では無くて、意外と重~い青春映画なんですよね。

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物語の半分を水着で出演している女優達にまず拍手(笑)
そんな彼女たちはいかにもイケイケの青春を謳歌しそうな派手な女の子たちです。しかし、その派手さと自由さが逆にとてつもない危険さと危うさを持っているんですよね。
派手な見た目とそのルックスで、とんでもない悪人に目をつけられ、その世界に引き込まれる少女たち。4人の中には途中でドロップアウトする子も何人かいましたが、それでもその悪の道から逃れられない子もいるわけです。
銃弾が飛び交い、人も死に、ドラッグに浸けられる世界。そんな中でも彼女たちの願いはただ一つ「スプリング・ブレイクよ、永遠に。」
スプリング・ブレイクとは、学校が設けている短い休みの事で、アメリカの学生たちは、この休みを利用してフロリダなどの暖かい地域へ旅行に行くのです。そして、その旅行先では踊り狂い、酒にまみれ、らんちき騒ぎを繰り広げられるらしいです。
スプリング・ブレイクは、ある意味その年齢のその時にしか味わえない開放的なひと時であり、あくまで、その快楽を永遠に求めるなんてのはもってのほかなわけです。しかし、日常にうんざりしたイケイケガールズは、刺激的な出来事と出会いを求めてこのブレイクを永遠のものと望むわけです。

しかし、僕が思うに彼女たちは決して「いつかスプリング・ブレイクは終わりを迎えるってことをわかっていなかった」わけではないと思うんですよね。
むしろ、終わりが来たときには、何もかもが元に戻ってしまう、逆に言うと、スプリング・ブレイクが終われば何事もなかったようにまたつまらない日常が始まる、と思い込んでたんではないかな?って思うんですよね。だからこそ、彼女たちは、どれだけ悪の道に進んでいっても恐怖を感じず、「今いる世界は、現実とは離れた世界だ」なんて錯覚を起こしてしまってたようにもおもうんです。
普通の日常であることがどれだけ難しいかってのをわかっていない、若さゆえの危うさ。そんなものを僕はこの映画から感じましたね。

裁判

しかしまぁ、この監督の映像センスは結構嫌いじゃないんですよね。パッと見すればPVみたいな作品になってしまいそうなところをギリギリ映像で語る物語として成立させてるのが、いいバランスだなって思いました。
映像から感じられる、ちょっとしたトリップ体験。興味があれば、ぜひ。

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私は『トーマス・クラウン・アフェア』を観た

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あらすじ:若き大富豪、その実態は天才的美術品泥棒というミステリアスな男、トーマス・クラウン。睨んだ保険会社の捜査員キャサリンだが、彼女の心もやがてクラウンに奪われてしまう……。




タコ的点数:60点




よく行くバーのバーテンさんが大好きだと言っていた今作。
「とにかく男が憧れるカッコよさ!!」なんて言われて観たんですが・・・まぁ、カッコいいと思うものは人それぞれなわけで(笑)
僕にとってはただただキザなピアーズ・プロズナンが活躍する映画・・・って感じでしたね。

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物語は、ただ刺激を求めるためだけに絵画泥棒を繰り返す一人の大富豪のお話。そのあらましだけをざっと聞いただけでは、なんとなく刺激が無く悲しみに満ちた男の苦悩・・・みたいなのを期待していたんですが、思いのほか軽~い映画だったんですよね。深みみたいなのはあまりなく、ただただキザな映画・・・って感じでした(笑)

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と言っても、決して面白くない映画ではないんですよね。僕は期待しすぎちゃってただけなんで。
軽く気軽に楽しむには丁度良い映画なのかな、って思います。

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私は『海の上のピアニスト』を観た

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あらすじ:1900年、大西洋上を行く客船の中で生後間もない赤ん坊が見つかった。その子供は、生まれた年にちなんで“ナインティーン・ハンドレッド”と名付けられるが、船内のダンスホールでピアノを聞いて育つうちに、驚くべき才能を発揮するようになる……。




タコ的点数:90点




ずっと観よう観ようと思って後回し後回しにしていた作品。先日、知り合いからDVDをお借りしまして、ようやく見ることとなりました。
まず一言・・・
なぜ、もっと早くこの作品を観なかったんだろうか。
そんな風に思ってしまうほど、深く感動した作品。まだ観ていなくて、これから観るつもりのある人は、まずこれを手にとるべきだと思います。

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特筆すべきはピアノ音楽。これがとにかく素晴らしい。場面場面でその時の登場人物の心情や感情を見事に表しているような曲の数々にうっとりしてしまいます。これはCDで聴いたとしてもその一曲一曲にこれだけ感動するかと言われればそうでもないと思います。美しいストーリーと相まって、一曲一曲に込められている思いが映像から発される、その目と耳から感動できる空間はもはやこれ以上の映画なんてないと思うほどに、観ている人を魅了するでしょう。少なくとも、音楽好きの人なら、場面ごとに感動すること間違いなし。

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観終わってから知ったんですけど、これって『ニュー・シネマ・パラダイス』の監督と同じ監督さんの作品だったみたいですね。確かに、その映像から感じる暖かさは、『ニュー・シネマ』に近いものがあったのかもしれません。

・・・・よくわかんないですけど(笑)

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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

私は『コズモポリス』を観た

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あらすじ:28歳という若さで巨万の富を手に入れたニューヨークの投資家のエリック・パッカー(ロバート・パティンソン)。白いリムジンの中で金を動かし、天国と地獄が隣り合わせで一瞬先は闇という投資の世界に生きながら、一方ではセックスの快楽に夢中になっていた。しかし、エリックの背後に暗殺者の影が忍び寄る。さらに、自分自身わかっていながらも、破滅の道へと歩みを進めるエリックは……。




タコ的点数:65点




そういえば、デヴィッド・グローネンバーグ監督の作品って『ザ・フライ』と『ヴィデオ・ドローム』しか観たことないんですよね~。どっちも、グロテスクな描写で有名な作品ですが(笑)
そう考えると、グローネンバーグ監督のこういう硬派な作品ってあんまり観たこと無かったんですが、特にグロテスクな映像を作らなくてもこれだけ人を不安にさせる作品を撮る方なんですねぇ~あぁ~もっとグローネンバーグ作品観たくなったかも(笑)

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主人公は、齢28歳にして巨万の富を得た一人の青年。近未来的な豪華なリムジンに乗って超美人の奥さんをもらって、人の望むものを全て手に入れたように思う彼にゆっくりと破滅の道が襲ってくる・・・。”元”の動きを読み間違え財産を少しずつ失い、奥さんとの仲も徐々に冷めていき、果てには自分を狙う何者かの影が迫ってくる・・・静かに彼の人生は終わりを迎えようとするのですが、そんな彼の頭の中は「髪を切りに店に行きたい」ということでいっぱいに・・・さて、彼に待ち受ける運命とは・・・というお話です。

なんでも、グローネンバーグ監督、この映画の脚本を自身最短の六日で書き上げたのだとか。本人曰く「削ぐことができないほど原作の出来が良かった」そうなんです。だからなのか、観る人によってはかなり退屈な映画になるでしょうねぇ~。園子温監督の『紀子の食卓』みたいな”読む映画”と言えるんじゃないでしょうか?

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個人的にはかなり面白い映画だったんですが、これってなんとなく原作の力が大きすぎるんじゃないかな?原作読んだ後だとかなり評価低くなっちゃうんじゃないかな?という思いがぬぐえなかったので、そこそこの点数つけさせてもらいました(笑)
しかしまぁ、このクセになりそうな不安な映画を作る手腕はお見事ですよねぇ~。

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参考映画

ザ・フライ <特別編> [DVD]ザ・フライ <特別編> [DVD]
(2003/10/24)
ジェフ・ゴールドブラム、デヴィッド・クローネンバーグ 他

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『ザ・フライ』レビューはこちら


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(2004/10/27)
ジェームズ・ウッズ、デボラ・ハリー 他

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『ビデオ・ドローム』レビューはこちら


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『紀子の食卓』レビューはこちら




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プロフィール

タコ

Author:タコ
映画が大好きな一人の男。映画に関して思いついたことを書くだけの緩いスタンスでやっていきます。
文章力に自信はないので、非常につたない文章になっているかとは思いますが、読んでいただいて映画選びの参考にしていただけたら光栄です。

※コメント無しで、TBのみ送ってくる場合は承認しないようにしています。
また、内容が酷いと思われるコメントも独断で削除させていただきます。悪しからず。



~映画レビュー採点基準~
100点…必見!!ですが、作品によってはトラウマになったりする可能性あり。
81~99点…必見!!
61~80点…観る価値あり!!自信を持ってオススメ。
41~60点…まぁまぁ良作。暇なときに観ればいいのでは?
21~40点…別に観なくてもいいかと・・・。
0~20点…ダメすぎて話のネタになることもあり得る映画。




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