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私の好きな監督 2: ジェイソン・ライトマン

久々すぎて自分でも忘れてたこの企画(笑)
今回は、タコ個人的に最もお気に入りの監督、ジェイソン・ライトマンのご紹介。

主な代表作
『サンキュー・スモーキング』
『JUNO/ジュノ』
『マイレージ、マイライフ』
『ヤング≒アダルト』


ジェイソン・ライトマンはこんなおじさん。ど~ん。
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おじさん、と言ってしまいましたが、実はこの人1977年生まれでまだ(2012年現在)35歳という非常に若い監督さんなんですよね。
その若い感性ゆえか、上で挙げた作品のどれもテーマが現代的で、作品の主人公はみんな現代的な考えを持っています。まだ20代の僕にとっては物語にすっと入っていきやすい作品が多いですね。

でも、その現代的なテーマの中で語られる人生観というかメッセージは非常に普遍的。時代の流れが早くて目が回ってしまいそうな世の中だからこそ、こういった生き方が必要なんだ!!と、人によっては少々説教臭く感じてしまう部分もあるかもしれませんが、それでも思わず「あぁ、こういう生き方が必要なんだ」と納得させられてしまうんですよね。
今どきの感性を持っている監督だからこそ伝えられる、現代社会での生き方。
この人の作品を見る度に、そんなことを思います。

と、ここまでは「なんだ、ただの説教臭い映画監督か」と思われるかもしれませんが、もちろんそんなことはありません。むしろ、そんなメッセージなんて感じなくても十分楽しめる映画を撮っています。
このジェイソン・ライトマン監督、実は『ゴースト・バスターズ』や『ツインズ』『ジュニア』などのコメディ映画の監督アイヴァン・ライトマンの息子さんなんですね。しかも、母親も女優さんで芸能一家で生まれ育ったんですよね。お父さんは、比較的おバカなアメリカンコメディを撮るイメージが強いのですが、息子のジェイソンは父親ゆずりコメディの感性と自身の感性が融合し、上質の知的コメディを撮ることに長けています(お父さん批判ではありません(笑))。

また、ジェイソン・ライトマン監督の作品を一つでも観たことある人は感じてると思うのですが、それぞれの作品の主人公がとても魅力的なんですよね。例えば、『ヤング≒アダルト』なら、30代にもなって頭の中が10代のまま大人に成り切れずイタい言動を繰り広げるヒロイン。『サンキュー・スモーキング』なら、軽妙な語り口ででタバコの悪いイメージを払拭しようとする宣伝マン。設定だけ聞くとめちゃめちゃ嫌なやつなのに、映画を観ているうちになんだか好感がもてて好きになってしまうんです。いや~な面を持ってる主人公を完全に嫌なやつにしてしまわない。非常に優れたバランス感覚なんですよね。ジェイソン・ライトマン監督のキャラクターに対する愛情が感じられます(笑)

とにかく、最新作『ヤング≒アダルト』もお腹いっぱい楽しませてもらいました。今一番最新作が楽しみな監督さんです。
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私の好きな監督 1 : ミヒャエル・ハネケ

僕の大好きな映画作家のひとり、ミヒャエル・ハネケ監督ことハネケおじさんです。


どーん。
ハネケおじさん


この人、撮る映画撮る映画何らかの賞を獲得していて、オーストリアでは巨匠と呼ばれてます。
そして、どの映画もテーマは重く暗く、難解かつ後味の悪いものばかり。基本的に「解釈は観客に任せる」スタンスなので、大衆向けの映画作家ではないです。すっきりしたいときに見る映画ではありません、基本的に。
それでも、コアな映画ファンの中には、このハネケおじさんにすっかり魅了されて虜になってしまう人も少なくないです。かくいう僕も、その一人。

ハネケおじさん、世の中を見る目が鋭いというか、映画を見るたびに苦々しい後味を味わいながらも「おぉ~」と思わせる魅力があります。
少し前まで日本でも「今の若者はゲームや漫画の世界と現実世界の区別がつかなくなった」とか言って少年犯罪の増加が問題視されてたんですが、今ほどメディアが発展していない時期から映像を通した視点を危険視していたハネケおじさんは「ベニーズ・ビデオ」なる映画を撮ってたんですね。
ベニーズビデオ
<ベニーズビデオ>
あらすじ:裕福な家庭で育った中学生のベニー(アルノ・フリッシュ)は、スタンガンで殺されるブタを撮影したホームビデオに夢中になっていた。ある日、レンタルビデオ屋で声をかけた少女を家に連れ込み、ブタのビデオを見せていた時、ベニーは衝動的にスタンガンで少女を殺してしまう。殺人の瞬間は、偶然にもビデオに記録されていた。ベニーからビデオを見せられた両親は、ある行動に出るが・・。


先見の明・・・は言葉が違うか・・・。それでも、時代を見据える目が冴えてるというのはこの映画を見れば理解してもらえるのではないかと思います。


そして、ハネケおじさんを語るうえでやっぱり外せないのが「ファニーゲーム」ですね。
ファニーゲーム
<ファニーゲーム>
あらすじ:ある夏の午後、ショーバー一家が休暇を過ごすためにレンジローバーでクラシック音楽のクイズをしながら別荘に向かっていた。途中、隣人のベーリンガーと挨拶をかわす。そこには白いシャツと白いズボン、白い手袋を身に着けた見知らぬ2人組の男もいた。
別荘につくと妻アンナは夕食の支度にかかり、夫ゲオルクと息子は明日のセーリングの準備にかかる。そこに、ベーリンガーの所にいた2人組の1人が「ベリンガー婦人は今お料理をしていますが、卵がなくなってしまったようです。ご迷惑ですが、4個くらいもらえたら大変ありがたいんです...」と話しかけてきた。
アンナはそれを受け入れて卵を渡すが、男は2度も落として割ってしまう。そして3度目の訪問時、ゲオルクに「帰ってくれ」と言われ、平手打ちを食わされると男の態度は豹変し、近くにあったゴルフクラブでゲオルクの脚を殴りつけ、一家全員をソファーに縛り付ける。2人は悪びれた態度を微塵も見せず、くつろぐように家を占領し続けた。夜になると2人は一家にあることを提案する。「明日の朝まで君たちが生きていられるか賭けをしないか?」と。


ホラー映画作家がよく「ホラー映画は、観客が全く安全な場所にいて、そのうえで人が襲われる恐怖を味わえる最高のエンターテイメントだ」なんて言ってるのをよく耳にするんですが、この「ファニーゲーム」はそれを真っ向から全面否定。血まみれになったりグロテスクな方法で登場人物を殺して観客を沸かそうという映画が年々増える中、この映画はそういった暴力描写に対してのアンチテーゼ。暴力は本来憎むべき冒涜行為なのであるということをこの映画は再認識させてくれます。間違いなくこの映画はハネケおじさんの金字塔的作品。必見ですよ。


参考映画

ベニーズ・ビデオ [DVD]ベニーズ・ビデオ [DVD]
(2007/01/12)
アルノ・フリッシュ、アンゲラ・ビンクラー 他

商品詳細を見る


ファニーゲーム [DVD]ファニーゲーム [DVD]
(2009/06/26)
スザンヌ・ローター、ウルリヒ・ミューエ 他

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プロフィール

タコ

Author:タコ
映画が大好きな一人の男。映画に関して思いついたことを書くだけの緩いスタンスでやっていきます。
文章力に自信はないので、非常につたない文章になっているかとは思いますが、読んでいただいて映画選びの参考にしていただけたら光栄です。

※コメント無しで、TBのみ送ってくる場合は承認しないようにしています。
また、内容が酷いと思われるコメントも独断で削除させていただきます。悪しからず。



~映画レビュー採点基準~
100点…必見!!ですが、作品によってはトラウマになったりする可能性あり。
81~99点…必見!!
61~80点…観る価値あり!!自信を持ってオススメ。
41~60点…まぁまぁ良作。暇なときに観ればいいのでは?
21~40点…別に観なくてもいいかと・・・。
0~20点…ダメすぎて話のネタになることもあり得る映画。




YouTubeで趣味で作曲もしてます。「Modernmonkey100」で検索して遊びにきてください。

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